ガチ主力をプロテクトして、ここ数年イマイチな彼らを外す判断は、断腸の思いだったであろう。むしろ、大竹や森福や山口俊を獲ってくれ、と願っていたに違いない、なんて邪推するww 小林あたりも地味に漏れてたんじゃないかな? なんて想像しちゃう。
内海や長野が、どんな活躍をするのか、今から期待が高まる。
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西岡の怒り!西岡の涙!ファンの心に響いたはずだ!
【ロッテ6―2オリックス】何度も声を詰まらせたロッテ・西岡の目は心なしか潤んでいた。マイクを手にお立ち台を降りると、右翼席のファンに向かって訴えかけた――。
「選手のプレーを見て、将来プロになりたいと夢見る子供たちも見に来ている。ああいう中でプレーしたいと思う少年はいない。子供たちの夢を壊さないでください。本当にロッテを愛してくれているのなら、あしたから横断幕を下げてください」
異例の行動に球場全体は静まり返った。スタンドには涙を流すファンもいた。前日から右翼席には低迷の責任を球団に求める横断幕が並んだ。この日も特定の球団幹部の名を挙げ「死刑」などフロントを批判する横断幕が出た。「イライラして、そこに打ち込んだろと思って振ったら、たまたまホームランになった」。球団新記録となる今季7本目の先頭打者弾。4回にも2点二塁打を放った西岡は、打球に怒りを込めたと強調した。
チームは5位以下が確定。今季はバレンタイン監督と球団の確執がファンにも飛び火。騒動が頻発してきただけに、西岡も不満を募らせていた。「成績が悪いのは僕ら選手にも責任がある。不平不満が出るのは分かるけど、日本一のファンと言われているんだし、どんな状況でも純粋に選手を応援してほしい」。ファンが大切な存在であるのは分かっている。「でも選手間ではプレーしながら残念という言葉もあった。ただ誰も言えない状況やったから…」。批判を受けることを覚悟の上で声を上げた。
「今年はこんな成績で、こういうことを言える立場じゃない。勇気がいったけど、1人の人間として間違っていると思って言わせてもらった」。ベンチ裏の通路でも、西岡は先頭打者弾の質問を遮って続けた。「ファンは選手を信じているから応援してくれる。僕らもファンを信じたい」。来季の巻き返しへファンの力は必要不可欠。球団、選手、ファンが一体となる重要性は誰もが感じている。
▼データ 西岡(ロ)が今季7本目の初回先頭打者本塁打。シーズン7本は67年石黒(当時東京)の6本を抜く球団新記録で、過去3人が達成したパ最多記録の8本に王手をかけた。また、今季西岡が一発を放つとチームは13勝無敗。70年以降、ロッテ打者の本塁打試合の1号からの連勝記録を調べると、13連勝は99年ボーリック(12連勝)を抜く最多連勝になった。
ロッテ一部ファン…西岡に「偽善者」横断幕
【ロッテ7―7オリックス】試合終了の瞬間、右翼席の一部を除いた球場全体から「ツヨシ・コール」が起こった。3回に二塁打で出塁したロッテ・西岡は、1死三塁から福浦の三邪飛で生還。延長12回には三塁打を放ち、好守も連発。異様な雰囲気の中で懸命にプレーした。
「プレッシャーはありましたよ。批判されてもしゃあないことを言ったし、こういうことが起こっても仕方ない」
前日のお立ち台で、右翼席の一部ファンに球団批判の横断幕を下ろすように訴えたことを受け、一部ファンが過剰反応。初回の打席でブーイングが浴びせられ「二日酔いで試合サボり 夢を語るスピードスター」「よっ!偽善者」など西岡を中傷する横断幕が掲げられた。だが同時に、それを打ち消す大拍手も起こった。「(球団批判の)横断幕は下がっていた。批判してる人に怒りをぶつけるつもりもない。いつかもう1回、一丸となる日が来ると信じている」と話した。
たとえ大敗しようとファンに楽しんで球場から帰途についてもらいたい。岡田正泰さんのこの言葉。大好きだ。幼児がいるので滅多に球場には行けないが、行った際はたっぷり楽しみたいと思う。
”ファンに喜ばれる”というのがオレの応援のポリシーだ。「応援しろ」と強制なんかしねえよ。
応援を楽しむことによりファンがのって、そのファンの応援で選手をのせられれば、最高じゃないか。な、そうだろ。
プロ野球ファン、高校球児の派手なガッツポーズに肯定的。
BMXはこのほど、BMXユーザーに対し
「高校球児の派手なガッツポーズンについてどう思う?」とアンケートを実施。
その結果、「まったく問題ない」に
全体の56%に当たる939票が集まる結果となりました。
8月12日からBMX上でアンケートを実施。
その結果、「まったく問題ない」が939票(56%)でトップ。
次いで「目立たない程度ならやってもいい」が404票(24%)と、
全体の80%が肯定的な意見となりました。
フリーアンサーにおいても
「極限の真剣勝負の最中に、ホームランを打ったり、相手を押さえたりした瞬間に気がゆるみガッツポーズがでるのは至極自然な行為」と、自然な行為なので問題ない、とする声が圧倒的でした。
***に住む***で、小川(ハンドルネーム)と申します。
本日、***の某公園にて、
貴チーム『***』のユニフォームを来た者3名が、
遊具の上で、昼食を取っておりました。
ベンチでなく遊具に座ってという部分が気にならない訳ではないですが、
まぁ、子供が遊具を占有するのは未就学児や幼稚園児、小学生でもよくあることなので
気にせず見ておりました。
その後、コンビニかどこかでで買ったのであろう、
菓子類の袋やコンビニ袋を散らかしたまま
鬼ごっこのような状態でじゃれておりました。
遊具のそばの地面に落ちた(落とした?)数々のゴミを放置したまま、
遊び始めたのです。
私はその態度に不快感を覚え、その3名を呼び寄せ、拾うよう注意しました。
素直に従うかと思いましたが、『言い訳をし始めた』ので、
よりいっそう、厳しく注意しました。
野球というスポーツは、1人が皆のために、皆が1人のために、
己を犠牲にして利を取る、そのようなチームスポーツだと考えております。
セカンドがトンネルすれば、ライトがそれをフォローする。
打撃不振であれば、チームのために代打を送られる。
味方投手が打ち込まれれば、打撃陣が相手投手を攻略する。
エラーは誰しもするものです。投手だって野手だって、
常に絶好調で完璧な訳ではありません。
失敗をフォローしあうのが、チームスポーツの素晴らしいところだと思います。
しかし、上記3名の者たちの態度は、
「ゴミを地面に置いたままにする」という味方のエラーに対して、誰も注意せず、
注意すると「置いていただけです」という『言い訳をする』。
拾い残した細かいもの(ガムの銀色の包みなど)も拾うよう指摘すると、
「これは俺達のゴミではありません」と、
まるで『他のチームのエラーは俺には関係ない』とでも言うような態度。
特に、その中の1名は非常に不遜な態度でした。
貴チームは、本当にチームプレイというものを教えていらっしゃるのでしょうか?
『マナーを守る』という、野球のみならず社会で生きていくために絶対に必要な点について、
教えていらっしゃるのでしょうか?
楽しく生活を送るために、また、楽しく野球をするために、
野球の勝ち負けだけを教えるのではなく、
マナーについて、また礼儀について、きちんと教育して頂くことを望みます。
最後に、上記3名については非常に厳しく叱りつけました。
彼らが本心から反省したかどうかは、私には知る由もありません。
しかし、彼ら3名が、チーム責任者様、あるいは保護者様から、
この件で(直接的および間接的に)叱りつけられることのございませんよう、
ご配慮して頂けますよう存じます。
複数の大人から叱りつけられたり、
名前を伏せつつも『全体が注意すべき話』として公開すると、
子供はおそらく、ふてくされてしまうと思います。
ですから、この件につきましては、メールを受信されました方、
および責任者の方の胸の内にしまっておいて頂きますよう、ご配慮願います。
(もちろん、その一方で、マナーや礼儀に関する指導は厳しくお願い致します。)
彼らが反省し、態度を改めることを期待して
該当選手の背番号(2名)、名字(1名)、
その他公園名・時間帯などは伏せさせて頂きます。
今後、このような態度の選手がまだ出るようであれば、
然るべき対処を行いたく存じます。
長文になりましたが、以上です。
野球を通じて行われる子供達の教育について、よろしくお願い致します。
七・〇九 次の場合は、打者または走者によるインターフェアとなる。おおー。載ってる。審判員の処置が正しい。ただ、主審が二塁に到達したランナーに一塁へ戻れ、というようなジェスチャーをしたように見えたが、あれは間違いだよな。主審が一度行ったジェスチャーから想像するに、おそらく主審は
(e) アウトになったばかりの打者または走者、《あるいは得点したばかりの走者》が、味方の走者に対する野手の次の行動を阻止するか、あるいは妨げた場合は、その走者は、味方のプレーヤーが相手の守備を妨害(インターフェア)したものとして、アウトを宣告される。
七・一一 攻撃側チームのプレーヤー、ベースコーチまたはその他のメンバーは、打球あるいは送球を処理しようとしている野手の守備を妨げないように、必要に応じて自己の占めている場所(ダッグアウト内も含む)を譲らなければならない。と判断し、二塁に達した走者を一塁へ戻すジェスチャーをしたのだと思う。ところが、青太字箇所で対象となった打者はすでに三振でアウトとなっている。これはつまり、適用すべきは七・一一ではないということになる。おそらく、一塁塁審がこのプレイについて、主審とは異なる裁定を下した。なので、主審と一塁塁審が相談したのだろう。主審と一塁塁審の判定が異なった場合について、こう規定されている。
ペナルティ 守備妨害(インターフェア)を宣告し、そのプレイの対象であった打者または走者をアウトとする。
補 足 ボールデッドの際の走者の帰塁に関する処置(再録)
ボールデッドとなって各走者が帰塁する場合、ボールデッドとなった原因によって、帰るべき塁の基準がおのおの異なるので、その基準をここに一括する。
(A) 投手の投球当時に占有していた塁に帰らせる場合。
(e) 打球を守備しようとする野手を妨げた場合。
(6) 攻撃側プレーヤーまたはコーチが、必要に応じて自己の占めている場所を譲らないで、打球を処理しようとしている野手を妨げて、守備妨害を宣告された場合(七・一一)
九・〇四 球審および塁審の任務これにより、主審は一塁塁審の裁定を採用し、七・〇九(e)を適用して一塁走者にアウトを宣告した、ということにだろう。
(c) 一つのプレイに対して、二人以上の審判員が裁定を下し、しかもその裁定が食い違っていた場合には、球審は審判員を集めて協議し(監督、プレーヤーをまじえず、審判員だけで)、その結果、通常球審(または、このような場合には球審に代わって解決にあたるようにリーグ会長から選任された審判員)が、最適の位置から見たのはどの審判員であったか、またどの審判員の裁定が正しかったかなどを参酌して、どの裁定をとるかを決定する。
このようにして決定された裁定は最終のものであり、初めから一つの裁定が下された場合と同様に、試合は続行されなければならない。
虎ファン監督夢実現 横浜隼人、縦じまユニホームで登場
夏の甲子園は開幕をあすに控えた7日、全国49代表校が開会式のリハーサルに臨んだ。13校は初出場。その一つ、春夏通じて初出場の横浜隼人(はやと)(神奈川代表)は、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)を本拠地とする阪神タイガースとそっくりのユニホームで登場。タイガースと甲子園にこだわった監督と選手たちの夢が実現した。
徳島出身で熱烈なタイガースファンの水谷哲也監督(44)が18年前の監督就任当初、「いつか『本拠地』でプレーする日が来ると信じて作った」という縦じまのユニホーム。帽子のロゴは、阪神タイガースの「HT」に似せた「YH(横浜隼人)」。胸のロゴも阪神をイメージさせる「Hayato」。タイガースがユニホームを変えるたびに隼人のユニホームも変えてきたほどのこだわりよう。甲子園出場を決めてからは帽子ロゴの「H」を黄色にもして、タイガースにそろえた。
この日、水谷監督は甲子園で行進の練習をする選手たちを見て「感激です」。主将の杉本政知君(3年)は「縦じまのユニホームで甲子園に立てて光栄です。注目されるのはうれしい」と話した。
スポーツ紙で「ハマトラ、本拠地へ」と大きく取り上げられるなど、関西でも注目されている。ただ、ハマっ子の部員たちに阪神ファンは少数派という。(杉村健)
ナベQ激怒!球審に猛抗議「話にならない」 - 野球 - SANSPO.COM
(パ・リーグ、西武6−8楽天、10回戦、西武6勝4敗、14日、西武ドーム)八、九回に6失点して逆転負け。西武・渡辺監督の怒りは審判団に向けられた。一回無死満塁で三ゴロを中村紀が本塁に送球し捕手の中谷が落球したが、球審は「完全捕球はした」とアウトを宣告。指揮官は三走のホームインが先と9分間にわたって猛抗議したが、判定は覆らなかった。「あんなの話にならない。なあなあにはできない」と渡辺監督。球団は15日、コミッショナーに質問状を送る。
なあなあにはできないなどとうそぶいているが、どうせ自軍に有利な誤審なら抗議しないだろ。そういう態度こそがなあなあなんじゃねーの?
プロ野球アジアシリーズ、日韓戦に変更へ=セはビデオ判定を試行−実行委員会 − Yahoo!プロ野球 ニュース 時事通信
プロ野球の実行委員会が6日、東京都内で行われ、アジアシリーズを日本と韓国の今季優勝チームによる国際試合に変更することを確認した。
開催経費の赤字を避けるため、1試合制とする案が有力で、地方球場で11月に開催する方針。既に四つの自治体から誘致の動きがあるという。
アジアシリーズは日本、韓国、台湾、中国の4チームで開催してきたため、台湾、中国への対応もあって結論を持ち越したが、出席者によると「反対意見はなかった」という。
セ・リーグ理事会では、本塁打のビデオ判定導入に向け、映像再生機器を各球団の本拠地球場に設置することを決めた。球宴明けに、機器を操作する控え審判員の習熟期間を設けた後、試行期間に入る予定。試行のため判定には適用しない。
ダルビッシュ有、究極の機能美。 〜ノーヒットノーランはいらない〜
パ・リーグのあるチームで下位を打つ選手にダルビッシュのすごさについて尋ねたとき、彼はこう言って苦笑していたものだ。
「俺に聞くなよ。あいつ、俺のときは明らかに手を抜いてるんだから。たぶん俺はあいつの本当にすごいボールを見たことはないと思うよ」
視界を妨げる走塁妨害??
1死走者1,3塁でライトに浅い犠牲フライが上がりました。
3塁走者は、点差があったのもあり、
無理してタッグアップしてきました。
(中略)
「あんなところに立っていることは、できないだろう!」
と内野内にいたジャスティン塁審に抗議に向かいました。
走者は、3塁手が、打球と走者のちょうど間に立っていて、
野手が捕球するところが見えなかったようです。
確かに、野手が捕球する瞬間にスタートを切るので、
それが見えなければ、たぶんスタートが少し遅れるかもしれません。
(早くなることのほうが実際には多いと思いますが・・・。)
なので、走者は、”走塁妨害”と言いたかったのです。
(中略)
「あれは、走塁妨害を取るべきだ。何年か前の
ワールドシリーズで、メジャー審判が走塁妨害を宣告
した。」とい言ってきたので、
「それは、僕も知っているけど、3人制の場合、
僕は、本塁付近とにいたのでそこまで見ることが
できないです。」と正直に言うと、
「それは、わかっているから、もし3塁に審判がいるときは、
ちゃんと宣告してくれ。」と言ってかえっていきました。
(引用者注:AAAは、3人制の審判)
(中略)
MLBの審判に確認すると、
これは、やはりルールというより、
マナーの問題で、あからさまに、手を挙げて、
その手をクロスしたりして、視界を妨げる動作をした場合
は、宣告できるが、ただ立っていただけでは、
宣告は出来ないということでした。
これでいいのか!?マリーンズの監督問題。:プロ野球速報-Baseball ManiaX:So-net blog
マリーンズの次期監督問題についてお聞きします。バレンタイン監督交代に賛成ですか、反対ですか。
監督交代に異論なし
交代は賛成だが方法が問題
次期監督次第
どちらかというと留任に一票
絶対に留任してほしい
その他
九・〇一 審判員の資格と権限
(a) リーグ会長は、一名以上の審判員を指名して各リーグの選手権試合を主宰させる。
審判員は、本公認規則に基づいて、試合を主宰するとともに、試合中、競技場における規律と秩序を維持する責にも任ずる。
(b) 各審判員は、リーグおよびプロフェッショナルベースボールの代表者であり、本規則を厳格に適用する権限を持つとともに、その責にも任ずる。審判員は、プレーヤー、コーチ、監督のみならず、クラブ役職員、従業員でも、本規則の施行上、必要があるときには、その所定の任務を行なわせ、支障のあるときには、その行動を差し控えさせることを命じる権限と、規則違反があれば、規定のペナルティを科す権限とを持つ。
(c) 審判員は、本規則に明確に規定されていない事項に関しては、自己の裁量に基づいて、裁定を下す権能が与えられている。
(d) 審判員は、プレーヤー、コーチ、監督または控えのプレーヤーが裁定に異議を唱えたり、スポーツマンらしくない言動をとった場合には、その出場資格を奪って、試合から除く権限を持つ。審判員がボールインプレイのとき、プレーヤーの出場資格を奪った場合には、そのプレイが終了してはじめてその効力が発生する。
さて、先日のMLBの試合で、イチロー選手に対しての判定で、彼が審判に対して挑発的なコメントをしていました。確かに、判定は微妙で、イチロー選手に対して不利な判定が続きました。本人の気持ちは、痛いほどよくわかります。彼のコメントが、アメリカメディアに出たのかどうかはわかりませんが、審判サイドに伝わっていたとしたら、間違いなく報復されます。
競技場における規律と秩序を維持しようとしても、裏でおおっぴらに審判批判をされていたのでは、規律と秩序なんて守れやしない。もちろん、
スポーツマンらしくない言動にも値する。野球規則に縛られない試合後だからといって、イチローの取った行為が許されて良いのであろうか?
審判サイドに伝わっていたとしたら、間違いなく報復されます。というのは、こういう経過を辿り導き出された言論なのではなかろうか。タイトルにもしたが、審判の権威を守るための報復を受ける可能性がある。俺としては、実に納得のできる経緯である。イチローは謝罪すべきである。
九・〇二 審判員の裁定
(a) 打球がフェアかファウルか、投球がストライクかボールか、あるいは走者がセーフかアウトかという裁定に限らず、審判員の判断に基づく裁定は最終のものであるから、プレーヤー、監督、コーチ、または控えのプレーヤーが、その裁定に対して、異議を唱えることは許されない。
【原注】 ボール、ストライクの判定について異議を唱えるためにプレーヤーが守備位置または塁を離れたり、監督またはコーチがベンチまたはコーチボックスを離れることは許されない。もし、宣告に異議を唱えるために本塁に向かってスタートすれば、警告が発せられる。警告にもかかわらず本塁に近づけば、試合から除かれる。
(b) 審判員の裁定が規則の適用を誤って下された疑いがあるときには、監督だけがその裁定を規則に基づく正しい裁定に訂正するように要請することができる。しかし、監督はこのような裁定を下した審判員に対してだけアピールする(規則適用の訂正を申し出る)ことが許される。
【注一】 イニングの表または裏が終わったときは、投手および内野手がフェア地域を去るまでにアピールしなければならない。
【注二】 審判員が、規則に反した裁定を下したにもかかわらず、アピールもなく、定められた期間が過ぎてしまったあとでは、たとえ審判員が、その誤りに気づいても、その裁定を訂正することはできない。
(c) 審判員が、その裁定に対してアピールを受けた場合は、最終の裁定を下すにあたって、他の審判員の意見を求めることはできる。裁定を下した審判員から相談を受けた場合を除いて、審判員は、他の審判員の裁定に対して、批評を加えたり、変更を求めたり、異議を唱えたりすることは許されない。
【原注】 ハーフスイングの際、球審がストライクと宣告しなかったときだけ、監督または捕手は、振ったか否かについて、塁審のアドバイスを受けるよう球審に要請することができる。球審は、このような要請があれば、塁審にその裁定を一任しなければならない。
塁審は、球審からの要請があれば、ただちに裁定を下す。このようにして下された塁審の裁定は最終のものである。
ハーフスイングについて、監督または捕手が前記の要請を行なってもボールインプレイであり、塁審がストライクの裁定に変更する場合があるから、打者、走者、野手を問わず、状況の変化に対応できるよう常に注意していなければならない。
監督が、ハーフスイングに異議を唱えるためにダッグアウトから出て一塁または三塁に向かってスタートすれば警告が発せられる。警告にもかかわらず一塁または三塁に近づけば試合から除かれる。監督はハーフスイングに関して異議を唱えるためにダッグアウトを離れたつもりでも、ボール、ストライクの宣告について異議を唱えるためにダッグアウトを離れたことになるからである。
九・〇四 球審および塁審の任務
(c) 一つのプレイに対して、二人以上の審判員が裁定を下し、しかもその裁定が食い違っていた場合には、球審は審判員を集めて協議し(監督、プレーヤーをまじえず、審判員だけで)、その結果、通常球審(または、このような場合には球審に代わって解決にあたるようにリーグ会長から選任された審判員)が、最適の位置から見たのはどの審判員であったか、またどの審判員の裁定が正しかったかなどを参酌して、どの裁定をとるかを決定する。
このようにして決定された裁定は最終のものであり、初めから一つの裁定が下された場合と同様に、試合は続行されなければならない。
Bob Davidson という先輩
昨日のシアトルマリナースの試合で球審を務めていたのが、WBCでとても有名になった”ボブ・デビッドソン”です。
(中略)
WBCの件があり、日本では、いろいろと未だにおもしろおかしく報道されていますが、判定に対しの批判はともかく、決して彼の人間性まで否定するような報道だけは、しないで欲しいと強く要望します。
古田監督の抗議
問題になった場面は、無死で満塁で打者が打った打球が3塁ベース上に高く弾んでいました。3塁手ヤクルト岩村君がベースに踏んだか、踏まなかったかが、とても微妙で、その後本塁へ送球し、捕手が1塁に転送し、1塁は、アウトになりました。本塁では、ヤクルト米野君は、タッグせずに(フォースプレイだと思ったのでしょう)、次の送球をしました。
この場合、岩村君が3塁を踏んだか、踏まないか、ということに対しての判定で、本塁でのプレイがフォースなのか、タッグプレイなのかが違ってくるのです。(フォースプレイ中に、後の走者が先にアウトになったら)新聞で見る限り、とても微妙です。2塁ベース上でのダブルプレイの際によくありますが、プロの野手が次のプレーに移る時に、ベースを踏む場合、ほんの少しだけベースに”かする”ような踏み方をしていきます。肉眼では、確認できません。音でしか判断できません。
(中略)
しかし、あの場でのやりとりで、古田監督は、塁審が”間違いなく踏みました。”といったことに腹を立てて、審判を”うそつき”扱いをしたとありましたが、あそこでは、審判は、そのように主張するしかないということを理解して欲しいのです。足跡まで持ち出してヤクルト側が踏んでないといっていましたが、ベースをかすめた後の足跡なんか、全く関係ないはずです。
(中略)
日本プロ野球(1軍)の審判は、世界一のプレッシャー下で仕事をしているという事実をわかって欲しいと思います。メジャー審判もとても大きなプレッシャー下で仕事をしていますが、機構と野球規則が、彼らを全面的に守ってくれています。日本は、そのバックアップ体制が甘いのです。
抗議に対して
山梨のプロを目指してがんばっている若手審判からこんな相談を受けました。それは、”抗議への対処の仕方”です。
(中略)
審判の本音として、「すみません、間違えたので判定を変えます。」といえたらどんなに楽かと思うことがあります。しかし、これをしだしたら、何でもかんでもクレームがあるたびに判定を変えなければならなくなり、試合にならないのです。そこで、ルールで”審判が下したものが、最終的な判定である。”と謳っているのです。
(中略)
余計なことをいわない、ということが大事です。人間心理として、自己防衛のために、つい、いろいろ言葉を重ねてしまいます。そうすると相手が、その言葉尻をついて他のことで文句を言い出します。最低限、説明しなければならない事は、ありますが、それ以外は説明する必要がありません。
(中略)
一通り説明したら、「充分、説明しましたので、これ以上の抗議は、受け付けません。」と言います。大抵これでも納得できないと言ってくるでしょう。そうしたら、これ以上抗議を続けると退場になるということを告げます。(警告になるのです。)数度、このようなやりとりをし、後は”退場!”となります。これは、”試合進行の為のルール”なのです。
スポーツマンシップ・セミナー(その1)
スポーツマンシップ・セミナー(その2)
ある少年野球の大会を見学していた時のことです。走者が1塁に出塁しました。投手は、投手板を外して、偽投(投げるまね)をしました。これは、ルール上許されるプレーです。走者は、牽制されたと思ってヘッドスライディングで1塁へ戻りました。ここまでは、ごく一般的な野球試合中に起こる事です。ここで、投手が走者が起き上がるか否かの時に、すぐに打者へ投球したのです。走者は、勿論準備が出来ていません。
(中略)
野球の目的は、”勝つ”ことにあります。ただ、あくまでも結果にすぎないのです。まして、こども達の野球においては、もっと大切なことがあるはずです。
(中略)
スポーツである以上、こども達にとっての”教育”であるということを我々大人たちがしっかり考えないといけないことなのです。
勝つ事の味を覚えるということも、ひとつの楽しさかもしれません。が、野球の本当の楽しさ、打つこと、守ること、投げること、打者と投手の勝負などは、” フェアープレー”のもとで行なわれているからこそ楽しめるのです。ですから、勝つ味を伝えることを目的にするのではなく、野球をプレー(遊ぶ)する楽しさを伝え、野球によって、こどもたちが立派な大人に成長するような指導をして欲しいと切に願います。プロ野球選手を何人輩出したかで、指導者や親の優劣を判断するのではなく、何人の”立派な人間”を育てられたかということで判断するべきです。
日米のプロ野球事情
アメリカのプロスポーツは、MLB等の軸になる組織にお金が入り、そこから各チームに分配金が流れるしくみです。(アメリカのプロスポーツは、殆どがこのしくみです。)日本は、逆に各チームから、毎年、うん千万円という拠出金を払ってもらい、そのお金をもとにプロ野球を運営しているのです。このしくみでの一番の問題は、NPBや各リーグが、チームに対して強い姿勢で対応できないというところです。チームにしてみれば、”俺達が金を出して運営しているんだぞ”という感覚を持つのも当然といえるでしょう。
僕がいいたいのは、このしくみによる弊害が、審判に対してにも影響しているということです。各チームから出ているお金で、審判の給料も支払われているのです。日本とアメリカのプロ野球審判の立場やしくみなどの違いは、このような根本的な事情の違いから生まれています。
井口選手の抗議行動
ホワイト・ソックス井口君が、球審のストライク・スリー(三振)の判定に不服で、ヘルメットを地面に投げつけ、罰金を課されたという記事を読みました。この記事を読んで、とても驚きました。まず、どうして”退場”にならなかったのだろうということです。僕は、映像では、見ていないので、何とも判断できないのですが、通常、審判の判定に対しての不満を、態度で示した場合は、自動的に退場になります。以前にも書きましたが、観客など、まわりの人々が、その態度によって、審判に対し不信感を持つような場合には、我々は、退場を宣告します。
野村監督の抗議
「ボール、ストライクの判定について異議を唱えるために(中略)監督または、コーチがベンチまたは、コーチスボックスを離れることは許されない。もし、宣告に異議を唱えるために本塁に向ってスタートすれば、警告が発せられる。警告にもかかわらず本塁に近づけば、試合から除かれる。」と日本のルールブックにもあります。アメリカでは、このルールを遵守し(このルールだけでなく)、先ず、『監督、ストライク・ボールに対して出て来ることができません!』と警告を発し(手で制します。)、それでも続けて出てくるようならば、『退場!』を宣告します。これは、1試合で数百球の判定があり、それをいちいち抗議に出てくることが出来たら、野球が進行しないという理由からなのです。ファンに無駄な時間を過ごさせないという発想から出来たルールのようです。
日本では、このルールを適用することに、チームサイドから猛反発があったと聞いています。チームが主導でルールを解釈するのではなく、リーグや審判が主導でルールを遵守する時代が来れば、日本の野球界も本当の意味で改革されるでしょう。
ウエスト審判のゲームコントロール
メジャーリーグ審判のジョー・ウエスト氏(クルーチーフ:4人のクルーでの責任審判)が”ビーンボール”(故意に打者を狙って投球したとして)でヒューストン アストロズのスプリンガー投手とガナー監督の二人を一度に退場をさせました。
(中略)
特にアメリカでは、執拗にインコースを攻めるということをあまりさせないために、ストライクゾーンも”外に甘く、内に厳しい”傾向が昔からあります。これは、内側に甘いと、投手がそこを攻めるようになり、必然的にデッドボールが増え、打者にとって危険であるということと、もともと野球の歴史から考えると、投手は、”打者の打ちやすいところに投げる”ことから始まった野球なので、外側中心に投げるような環境が出来ているのです。
(中略)
投球がボンズ選手の背中後方を通ったところでウエスト球審が、両チームに”警告”を与えました。この判断が素晴らしかったと思います。両軍に警告を与える理由は、報復を防ぐ為なのです。そして、この警告があった場合、もしビーンボールによって退場になれば、自動的に投手と監督の2人が退場になるというルールなのです。
その後もスプリンガー投手は、必要以上にインコースを攻め、ついにボンズ選手の背中に投球が当たり、ウエスト球審がスプリンガー投手とガーナー監督の2人に退場を宣告しました。球審が警告を発していたお陰で、ボンズ選手を始め、ジャイアンツ側は、報復や怒ったような態度を少しもみせませんでした。このようなことが、試合中に審判がしなければならない”ゲームコントロール”なのです。アメリカで審判として評価されるためには、このような能力が一番必要です。僕にとって、とても為になるウエスト球審の状況判断だったのでした。
宇佐美徹也氏死去…「プロ野球記録大鑑」など
宇佐美 徹也氏(うさみ・てつや=元日本野球機構BISデータ本部室長)17日午後0時38分、急性呼吸不全のため東京都板橋区の病院で死去、76歳。栃木県出身。自宅は板橋区赤塚新町3の29の11。葬儀・告別式は21日午前10時半から東京都練馬区春日町4の17の1、愛染院会館で。喪主は妻弘子(ひろこ)さん。
パ・リーグ記録部公式集計員、報知新聞記録部長を経て1988年に日本野球機構入り。プロ野球の記録を管理、配信するBISデータ本部初代室長に就いた。記録についての書籍も数多く執筆し、「プロ野球記録大鑑」などの著書がある。
横浜が阪神に連勝 金城が3点二塁打放つ
【横浜4−0阪神】横浜の金城が試合を動かした。0―0の7回2死満塁で、好投していたグリンの代打として打席へ。「グリンのためにも絶対に打ってやろうと思っていた」
能見にカウント2―1と追い込まれながらもチェンジアップをうまく拾い、左へ走者一掃の二塁打。2000年に首位打者に輝いたベテランだが、代打に回ることも多い。「どんな時でも一生懸命やろうと思っている」と表情を引き締めた。
1軍昇格の詳報がマスコミに…真弓“特別警戒”態勢
「これはアカンやろ」
阪神・真弓明信監督(55)が、チーム内からの情報漏れを特別警戒だ。4月には「隠し玉」の存在が事前にバレてしまい、人気球団ならではの情報管理の難しさを痛感。1軍−2軍の選手の入れ替わり情報に敏感に報道する関西マスコミにも“牽制球”を投げ始めた。
就任以来、報道陣に対して泰然自若と構えていた真弓監督が突然、記者団に向けてこんな疑問をぶつけた。
「コーチの会議で『小嶋をあげるのはどうかな』と名前をあげたら次の日すぐに、新聞2紙ほどが『小嶋昇格へ』と書いていた。今度は『ジェンをあげようか』と言ったら、またすぐ新聞にジェンのことが出ていた。一体、どこから情報が出てるんや? どの投手が先発するとかはわかっても構わんけど、選手の入れ替えとなるとなあ…」と困惑顔だ。
先月下旬、首脳陣は現在2軍の小嶋達也投手の1軍引き上げを検討。ところが結局小嶋の昇格は見送られ、代わりにジェン・カイウン投手が1軍に上がってデビューを果たした。ところがこの経緯が関西のスポーツ紙上で日ごと正確に報道されたことで、指揮官もさすがに動揺を隠せなかった。
さらに「新聞何社かの開幕オーダー予想のうち、完全に当たっていたところがあった。『これはアカンやろ』となった」と真弓監督。情報戦で大きなハンディを背負っているという“被害者意識”は日に日に強まっている様子なのだ。
他球団をみると、中日の落合監督は就任以来、故障者情報や先発投手の登板予定日に関しては情報規制を徹底。担当コーチ、スタッフに箝口令を敷いている。
「(中日の親会社)中日新聞としたら難しいやろな。先発予定を間違うと『いい加減なことを書いて』となるけど、逆にあんまり当たってもまずいだろうからな」
昨年は広沢克実前打撃コーチが「阪神の場合は(スポーツ新聞の)紙面の扱いの大きさの違いから、こちらの方から情報が出ていくばかりで相手側からの情報は入ってこない。これでは不公平だ」と嘆いていたのが記憶に新しい。
ともすれば対戦前にチームが丸裸になっている危険性に、真弓監督もさすがにクレームをつけずにはいられない。
牽制球とか
被害者意識とか書かれているようではダメだと思う。
来季にもメジャー!平林審判員が3A昇格
【ボルティモア(米メリーランド州)24日(日本時間25日)】元パ・リーグ審判員で2A「サザンリーグ」に在籍する平林岳審判員(43)が、日本人審判員として初めて3A(インターナショナルリーグ)に昇格することが決まった。27日(日本時間28日)にオハイオ州トレドで3Aデビューを果たす。
再渡米から5年目で夢のメジャー昇格に王手をかけた平林氏は「やっとメジャーの審判(査定担当)に見てもらえるところまできた。全力を尽くして、このチャンスをものにしたい」と語った。
同氏は昨季の査定では2A審判員47人中7位の好成績を収め、日本の2軍に相当する3A昇格が濃厚となっていた。インターナショナルリーグでは現在、ヤンキースの井川慶投手(29)がプレーしている。
「WBCなど国際化の流れもあり、日本人審判員のメジャー昇格に障害はない」と大リーグ審判部の査定担当。来季にも初の“日本人メジャー”が誕生しそうだ。
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