2017年09月23日

TGS2017雑感

TGSビジネスデー行ってきたので、感想文を書く。なお、会社のwikiにもほぼ同じものをアップするが、同じだと気づいても黙っているのが大人というものだということを覚えておいてほしい。

引っ越して初めてのTGS。幕張の遠さは異常。家を出てから会場に着くまで3時間弱もかかるのか……。

今回は、これといって大きなハードの話題もなく、注目株はMHWと北斗が如くあたり。ただし、どちらも正直興味がない。個人的には、ディープストレンジジャーニーが気になってしょうがないくらいで、あとはテキトウに人のいないところをゆっくり回るつもり。バンナムの仮面ライダーも気になったが、映像出展のみだった。残念。


ディープストレンジジャーニー。
すっかり覚えてなかった。セクターボーディーズっつーと2番目か。妖鬼アズミとか魔獣カタキラウワとか懐かしい。ディース×3によりイグドラシルの暴走とかあったなぁ。これ超強いんじゃなかったっけ?戦闘は回避しておく(後に、記憶違いと分かった。それはアントレアのサブミッションだった)。久々にプレイしたら新鮮で、予想通り欲しくなった。


あとは、テキトウに空いているところに入ってみた。


フライハイワークス。ファミ通にも2ページゲーム紹介などが出る、小さなパブリッシャ兼デベロッパという印象。多数のゲームをプレイアブル展示していた。

『PANPAN〜ちっちゃな大冒険』操作方法はスタートメニューのオプションに書いてあったが、フィールドが広い割にはどこに触っても反応がなくて面白くない。

『サムライディフェンダー』操作方法に慣れるまでに手こずったし、操作方法通りに操作しているつもりなのに、必殺技みたいなのが出ない。ワラワラしていて面白いのだが、操作が分からないまま負けてしまった。

フライハイワークスは、こういうプレイアブル出展イベント初めてなのだろうか? 不親切すぎる。操作方法のペライチプリントすら無いし、発売されているのかどうかすら不明。スタッフはこれ現場の人間か? 話しかけてすらこなくて、途中でやめられてしまったゲームをタイトルに戻すくらいしかしてない。小さなソフトハウスとはいえコレは杜撰すぎる。小さなソフトハウスは応援したいのだが、これは流石にその気が失せた。


インディーゲームコーナーへ行く。パッと見で面白そうなゲームはあるものの、スタッフがスマホポチポチしてたんじゃあ、やってみる気になりません。

そんな中、ちゃんとスタッフがチラシを配ってるところがあった。空いていたのでそのままプレイ。『cherrymochi』というインディゲームスタジオの『東京ダーク』というゲーム。お話は割と唐突に始まる感のあるアドベンチャー。マウスとEscキーしか使わない親切仕様で、悪くない。バッドエンドらしきものを迎えてゲーム終了。イラストもきれいだし充分及第点なゲームだと思った。気になったのは、総当たりアドベンチャーっぽいところと、UIが不親切なところか。UIは、昔、DSのころ、脳トレ系ゲームの開発で某天堂に口うるさく文句言われたこともあってうるさいよ俺も。「話す」の位置が安定しないところにイラっとした。相手によって、右だったり上だったり、こういう些細なところにストレスを感じさせて、勿体ないと感じた。酒を飲むと画面がゆらゆらしたところは面白かった。酔いが覚めない間はあのままゆらゆらしててほしかったし、酔ってるからこそ出るちょっとヤバめな選択肢が出るとか、それが赤字で出るとか、そういうのがあったらもっと良かったと思う。

あとは、チラシをもらったついでに遊べるところで遊んだ。

PRIME WORKS社の『Exterminator: Escape!』。Steamで提供されているVR専用ゲーム。ジャンルとしては、ワニワニパニックのVRシューティング版、みたいなイメージかな。TGSのプレイアブルで遊ぶにはちょうど良いサイズのゲーム。いかにもミニゲームな感は否めないが、VRを体験するにはちょうど良いように思えた。酔う心配もなく、程々に忙しく、演出も派手めで面白かった。ボスのような敵や、撃つと何かが起こるギミックなんかがあると、もっと化けると思う。ワニワニパニックだって、「もう、怒ったぞう」以降がユーザー興奮ポイントであるように。まぁ、ちょっと遊ぶには非常に良いできだったと思う。

アクセル社の『夢幻のラビリズ』。タブレットでプレイ。パニオンのおねーちゃんが隣で色々教えてくれながらプレイ。フリック操作で進んだり敵も倒せたりするけど、フリックを繰り返すのがダルい。進行方向を押しっぱなしのほうがいいなぁ、と思ったが、スマホだとそれは難しそう。ターン制ではないローグといった感じだが、フリック操作で敵が倒せてしまうので、やることが少なめ。単に最強装備だったせいもあるのかもしれないが。なんだろう、盛り上がりポイントがあまりなかった。パニオンのおねーちゃんが隣に居たことぐらいだろうか?

ビーズ株式会社のオフィスチェアブランド『バウヒュッテ』。「デスク秘密基地化計画」って煽り文句にフラッと惹かれてしまった。なるほどなかなか面白い。「こんな感じにしてみてはどうですか?」という提案って感じで、それがまたなんとも個性的?で面白い。「これ全部で10万円くらいですよ」とスタッフに言われた。アリだな……。


昼飯は11時ごろにうなぎ料理備長屋のうな重を食べた。店員のおねーさんの手元を見た感じ、俺が2人目の客だったみたい。釜に入ってる保温中のやつではなく、焼き立てを盛ってくれたお兄さんに感謝。うまし。

13時半ごろにも食事。湘南飯店大黒天の、ハラミ丼かなにかだったと思うが、もしかするとタコデリオのほうかな? よく覚えてない。うまかった。

イベントホールをフードコートにしたのは大正解だと思う。テーブルやイスを準備する必要がないだけで、搬入スタッフの数を大幅に減らせたのではないだろうか。大型ビジョンでどこかのブースの生放送内容も出していたし、かなり良かったと思う。


パニオンで目立ったのは、カプコンと、去年も騒がれた6wave。風邪ひかないようにね、と心配になってしまう露出レベルだった。6waveはまぁいいとして、カプコン大丈夫か。


総括。
あまりゲームをプレイしなくなった身としては、特に見所はなかったし、一般的にもそんなに無かったのではないかな。個人的には、インディゲームが如何にもインディって感じでちょっと残念だったことが心に残った。細かなところはどうでもいい、っていう方向で売っていくのが一般的なのかもしれないんだけど、気になるなぁ、っていう。オールドゲーマー(いやもう元ゲーマーか?)の戯言かなぁ。
posted by 小川 at 15:28| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする