2012年09月22日

TGS2012雑感

腰いてぇ。。。


TGSビジネスデーの感想をザックリと。
早く書かないと忘れる上に旬を過ぎてしまうので。
だいたい2周したので、時系列はバラバラ。

まずバンナム。そもそも興味あるゲームが無かった。鉄拳の任天堂コラボコスは「おおっ!」と思った。それ以外は目を惹くものなし。
2周目に回ったときには、バンナムブースステージでナムカプセガの開発者がなんかが6人ぐらいいて喋ってたけど、1分も聞かずに退却。PやDの話聞いたってねぇ。そういうのは一般日に一般人相手にやってくれ。イラッとする。

バンナムブース付近には、デバイスコーナーと休憩エリア。いきなり箸休めかよwww

コーエーテクモ。無双と乳格闘。以上。
2周目に回ったときには、三国志12のWiiU版試遊があるのを発見。40分待ちだったのでスルー。ファミ通見る限りでは、一般デーでは無いのかな?

レベルファイブで逆転レイトンのレイトン部をプレイ。いつものレイトンでした。コピペ乙。もはや清々しい。
ミステリールームをプレイ。演出ウゼェ。演出中は完全に操作不能なのでウザい。サクサク感はレイトンよりも格段に下。

セガは、例のキャバ嬢が笑顔で撮影に応じていた。見るからにキャバクラです。本当にありg
龍が如くは興味ないのでスルー。あの閉ざされたドアの向こうで試遊できたのかなぁ。

コナミは遠目に見ただけで、特にプレイしたいゲームも無かったし、感想もない。
メタルギアは面白かったらしいですよ。あと小島監督が出てきたときは人がたくさん来たらしいですよ。

ソニーは、広ーいスペースでひたすら試遊エリアだった。特にプレイしたいものも無かったのでスルー。

カプコンは、ちょうどステージでモンハンの辻本さんの話が終わったところだった。試遊が唯一混んでたと思う。(あとで他の人の話聞いたら、龍如も混んでたそうだが)

スクエニ。映像出展とステージだけ。何もない。

グリー。あらゆる意味で主役。イベントステージでは、コスプレねーちゃんが練り歩くパリコレステージ。肝心のゲームはやってないので知らん。

ブシロード。新日のリングが。そして本物の試合を特リンで見れるというなんという俺得。
午前のジュニアの試合は見れなかったが、テンコジやみのる、TAKAみちのく、真壁、中邑あたりを堪能した。
リングあんな狭いんだ。中邑は今あんなイロモノムーブなんだ。みのるは煽りうまいなー。

グループス。イメージカラーもステージもグリーと同じでワロタ。

ゲーム歴史博物館。まぁWikipediaとかまとめサイトとかで良いよね。字ぃ小っちぇ。

物販。俺的にはスクエニ大勝利。スクエニバトルトラックスが流れ出すと、オッサンがワラワラ集まってくる。だよねー、なるよねー。そして欲しくなった。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000NVL0VO

細かいブースが多数出展してた、A, B, C, Dのエリアは、特に見るものなし。客もいなかったっつーか休憩スペース化してた。誰がパニオンで誰が休憩中で誰が商談中かさっぱり。

あと、小さなブースのどこだったか忘れたけど、30cmぐらい高い2畳ぐらいのスペースのイベントスペースがあり、なんかやってた。
そんな小さなブースでも、いちおう(ゲーム系?)マスコミはカメラ回したりしてた。ムリにでも出典してイベントするのは、まぁ売名として充分アリだなーとは思った。


全体を見ての雑感。半分がソーシャルかー。講演の類も(全然見なかったけど)半分以上がソーシャル。これが時代の流れだわね。

「ショー」としてみると、グリーとグループス、それにブシロードが目立った。
前者2社は、コスプレパニオンで野郎の人目を惹く作戦。それが正解かどうかは別として、少なくともマスコミ受けは良かっただろう。宣伝方法としては大正解ってところだろうか。
ブシロードは、リングという特殊なステージを用意し、声優だか何だかを上がらせてインタビューなどをやってた。皆リングに一礼して入っていたのは好印象。プロレスは盛り上がったけど、新日が200人程度の観客相手に試合してる、って言うとプロレス凋落を感じる。

一方、ソニー、レベルファイブは試遊のみ。暗い印象は拭えない。もっとも、TGSに来る人はゲーマーが多い(ハズな)ので、このやり方が正解なのかもしれない。
コナミの小島、セガの名越、カプコンの辻本あたりがステージに出てくると、流石に盛り上がっていた。
しかし、例えばナムカプセガでそれをやって果たして盛り上がっていたのかどうか。聞きたい人がいたのかどうか、っていうのは気になった。パニオンと試遊台で乗り切るほうが正解だったのでは?
スクエニに至っては、何のためにいるの? ぐらいの印象。映像出展とステージだけで乗り切るつもりだったのか。もう出たくないのか。悲しいな。

まぁ、ソーシャル系とゲーム系でくっきり別れてたのは確実。
前者は「いかにして人目を惹くか」。後者は「いかにしてマニアを取り込むか」。
どちらが正解とは言い難いが、両立できれば120点なんじゃなかろうか。それができてたブースは見当たらなかった。
要するに、パニオンをステージにたくさん上げて、司会もさせつつ、有名PやDに話させるっていうのは見当たらなかったと思う。

個人的には、グリーやブシロードの「魅せ方」は見て損無かったと思う。いつ役に立つかは知らないけど。
任天堂の例を見れば、CMがいかに重要かは分かるだろう。ターゲット層へ向けての宣伝方法として、グリーやブシロードのステージ内容は、頭の片隅にでも入れておきたい。



ゲーム大賞は、まさかのグラビティ。圧倒的に売れてないけどね。良いのかねそれで。面白いけど売れないゲームだろそれ。428とかと同列だろ。大賞無しなら無しで良いじゃない。と思ったけど、ゲーム業界の衰退を意味するからダメか。それでも、グラビティはねぇよ。

以上、雑感おわり。
posted by 小川 at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月08日

自己責任ってこたぁねぇだろう

打球直撃で失明の女性提訴 日本ハムや札幌市に賠償請求魚拓
折れたバットで顔にけが 阪神に1300万円請求魚拓

まず、被害に遭われた方については、お見舞い申し上げます。特に、失明となると、それは只事ではない。心からお見舞い申し上げます。俺にできることはそのぐらいしかないので……。

さて、この記事に関するブログやらツイッターやらを見ていると、「被害者が注意してないのが悪い」的な自己責任論が多かった。分からないこともないが、正直、これには激しい違和感を覚えた。

自己責任てこたぁねぇだろ。どっちかっつーと、交通事故みてぇなモンじゃねーかよ。自己責任はあんまり過ぎるだろう。注意してりゃ見てりゃ躱せるのかよ。あの鋭いドライブの効いたライナーをよ。自己責任っつーんだったら、俺ぁ絶対、子供を球場には連れて行かないね。それならテレビでいいわ。

でもそれじゃ悲しい。野球観戦の醍醐味は、テレビで川藤や古田のゴチャゴチャ五月蠅い解説を聞くことじゃない。球場の広さ、選手の動き、雰囲気、音、匂い、テレビじゃ味わえない感動が球場にはある。だから、俺らは球場に行くんだろ? みんなそうだろ? 俺だってそうだよ。

言うまでもなく、球団は努力をしている。「より球場を、選手を身近に感じて貰うため」に、内野席のネットを廃し、スタンドの高さを下げ、東京ドームや福岡ドーム、新広島市民球場など、選手とふれあえる席を作った。その一方で、「ファールボールには充分ご注意下さい」というアナウンスは、ファールのたびに流れるし、応援団も笛で警告をしている。

それでもさ、やっぱ事故は起こってしまうんだ。

起こってしまった事故に対して、球団が、「自己責任」なんて言おうモンなら、俺はもう観戦には行かないし、家族は勿論、人にも絶対勧めない。勧められない。そんな責任持てない。

事故の補償は、球団がすべきなんだよ。例え打撲程度でも。顔に傷痕が残ったり失明したりとなりゃ尚更だ。

球団は、被害に遭われた方々に対して、どのような対応を取ったのだろうか。それ如何で、俺らファンの反応が決まると思うのだが。球団を責めるか、被害者(概ねモンスター被害者だろう)を責めるか。そこら辺すっ飛ばして自己責任というのは、余りにも無茶過ぎると思う。


俺が幼かった頃、我が地元福岡には、野球チームが無かった。それでも年に数試合、平和台球場で野球が開催されていた。俺が初めて平和台球場に行ったのがいつだったか覚えていないが、阪神vs大洋戦で、俺はレフトスタンド大洋側に陣取ったことは覚えている。大洋のメガホンはまだ実家にあるだろうか。

調べたところ、86年8月9日か、翌10日、あるいは、88年9月3日のいずれかだ。86年なら幼稚園年長、88年なら小学2年生。野球は見るのもするのも好きだった。この頃から、右投げ左打ちだった。

閑話休題。
阪神vs横浜戦を、レフトスタンドで応援していたときのこと。誰だか覚えていないが、バッターの打った打球が、俺のほうに飛んできた。やきゅつく風に言うと、「打球はレフトの頭上を越えていく!」だ。グローブを持っていたかどうかは記憶にないが、ボールを捕ろうか、それともよけようか、あ、ちょっと俺の場所より前だけど……などと小さな脳みそで考えて迷ったりしていた次の瞬間、打球は俺の数段下の座席に当たり、バウンドして俺のスネを直撃した。(どっちの足だったかは覚えていない。)

その後のことは朧気にしか覚えていないが、俺は大泣き。親は俺を抱えて医務室を探すも、医務室はなく、仕方なく球場を出たんじゃなかったかな。治療後、俺は球場へ戻りたがったが、当然、再入場は不可とか、なんかそんなカンジだったような。

当然、俺には何の補償もなかった。まぁ打撲程度だっただろうから良いんだけどさ。

ということで、この件が、俺の親の自己責任だっつーんなら、俺は周りの人に強く、球場には行くなと申し上げざるを得ない次第となってしまう。

事故なのだから、自己責任ではない。それを強く言っておきたい。
裁判になってしまうのは残念だと思うが、球団には、被害者に対して、誠意ある対応を行ってほしいと願う。モンスター被害者は逝ってよし。


あと、俺にホームランボールを当てたのが誰か、ハッキリさせておきたい。親が健在のウチに、上記ランニングスコアとスタメン見せて、思い出して貰わないと。今にして思うと感慨深い、貴重な思い出だから。(なんとなくだけど、池之上なような気がする。スタメンにバースが居た覚えはない、代打の人の打球だった気がする、という曖昧な記憶からの類推。)
ラベル:事件・事故
posted by 小川 at 03:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする