2009年03月26日

ダルファンになりました。

ジャンクSPORTS - ファンタスティックストーリー

「一途」
ダルビッシュ有

いま女性誌やファッション誌からも注目を集める男、「ダルビッシュ有」。

先月、お立ち台で堂々の婚約宣言。そんな男が自分自身を一言でこう表した。

「一途ですよ、ボクは」

自らを「一途」と言い切るその思には、そこに今をときめくスター選手の秘めた決意が隠されていた。

北海道日本ハムファイターズの不動のエース、ダルビッシュ有。現在、リーグトップの奪三振数のほか、防御率、勝利数でも 上位に名を連ね、優勝争いするチームの原動力となっている。

「ヒルマン監督が辞めると発表されたので、ここに来て連覇したいなという気持ちは強くなりましたね」

プロ3年目ながら、パリーグ屈指のエースへと成長したダルビッシュ。今松坂をはじめ、球界のエースと呼ばれた多くの選手がメジャーリーグへと羽ばたく中、ダルビッシュもまた世界最高峰の舞台への憧れはあるのだろうか?

もしメジャーに行くってなるぐらいやったら、ボクは野球を辞めます。日本の子供たちだっておもしろくないじゃないですか。子供達を楽しませるためには、そういう(日本に残る)人も必要やと思うし」

世界で通用するレベルと言われながら、日本のプロ野球にこだわり続けるダルビッシュ。そこには、彼の生い立ちが深く関わっていた。

「ハーフで生まれてきて・・・“お前は日本人じゃない。何かが入ってる”と相当、 否定され続けて。その中で、日本の野球っていうのに執着したいんですよね。オレは日本人だっていうアピールをずっとし続けていきたいから」

イラン人の父親のもとに生まれ少年時代、その目立つ容姿のせいで、悩み苦しんだ。だが、野球を続けることによって自信と希望を得ることができた。だからこそ野球に対する思いは人一倍強い。

「日本で生まれて最初からメジャーへ行きたいと思う人はいないと思うんです。最初、とりあえず日本のプロ野球目指すじゃないですか」

「日本のプロ野球でやりたいと思ってやり始めた以上、ずっと日本のプロ野球でやってほしいという思いはあります」

自分を強く、そして大きく育てた日本の野球。そこは、ダルビッシュにとっての誇りの場所。一途な思いを白球に込め、これからもマウンドに上がり続ける。

ダルビッシュがこの考え方を改めてしまわない限り、俺は彼のファンであることだろう。

スッカスカの(日本プロ)野球なんて見たくないし、メジャーの腰掛に成り下がってしまうのも腹立たしい。WBC2連覇の原動力の1人は『井の中の蛙』でしたって、最高の皮肉だよ。(成績や内容的には、それほどでもなかったけどね。立ち上がり悪いのはいつもどおりらしいし。そんな立ち上がりの悪い投手を抑えで使う原って・・・・・・)

こういう一流選手が、もっとたくさん出てきてほしいと痛切に願う。


posted by 小川 at 17:31| Comment(0) | TrackBack(2) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野茂インタビュー

野茂が好きだ。

日刊スポーツに、野茂のロングインタビューが載っていた。俺の知らない野茂の真意が垣間見えたところを転載しておく。ますます野茂が好きになった。

野茂英雄のメッセージ(6) -田沢 : nikkansports.com

 もう1つ聞きたいことがあった。メジャーリーグのキャンプが始まっている。今季は日本のドラフト指名を受けるのを拒否して、社会人野球から田沢純一投手(22)が直接メジャーに臨んでいる。

―あの選択を見たときに、どう思いましたか

「いや、今までにもいますからね。アマチュアから直接アメリカの野球に行った選手も。いいんじゃないですかね。それがより普通になっていくんじゃないですか。変なルールでしばってほしくないと思いますね。今までもそうですけど、直接アマチュアから行った人も、向こうでだめなら、戻ってきて日本のドラフトかかって、日本のチームで活躍できる。それでいいんじゃないですか」。

―変なルールということでいうと「日本のドラフト指名を拒否した選手が外国のプロチームでプレーして日本に戻ってきた場合は、社会人から行ったケースは2年、高校生から行ったケースは3年契約できない」となった(注1)。どう思いますか

それはメディアとしてはどう思っているんですか? 僕の答えは決まっています。けれど、メディアとしての意見はどうなんですか?」。

―僕の意見を言うならば、無意味なルールだと思いますよ。それをしたからといって、日本のプロ野球から外に行く人が減るとも思えない

ならば、メディアがもっと主張するべきじゃないですか。ニュースだけを流すのがメディアなだけではないんじゃないですか。ニュースだけならインターネットでも読めますし。こういうことを(影響力のある)誰かに言わせるだけじゃだめじゃないですか。本当は記者も1人1人の意見を持っているはずなんだけど、問題点は人に聞いて書く。あそこの新聞社はこんなカラーだ、というのは一応出ますけれど、それを言っているのは選手だったり、影響力のある人だったり…。アマチュアから行く選手というのは、世間的には立場が弱い。それを選手がこういった大人のしょうもないルールに縛られるということを許していることになる。本当許せないですけど、それを指摘するのに僕の言葉を借りなくても、いいんじゃないかとも思いますよ。きちんとメディアが書けば。誰が見ても(このルールは)間違っている。絶対間違っているじゃないですか。なんでこの子が行ったらアカンねん。マック鈴木は良くて、多田野の場合は良くて、なんでこの選手が行ったらアカンていう。おかしいでしょう…インタビューを受けている僕が言うのもなんですが、それをメディアが指摘するべきじゃないですか」。

―組織の側の論理からすると「日本の野球が空洞化する」「良い選手がすぐに行ってしまうのではないか」という危機感から出てきた策と思うが

そのことについてはどう思うのですか?」。

―こんなことで止められるとは思わない。選手がどこでプレーしたいというのは、本来はその人の自由だ。上を目指す選手であればあるほど、自分が思うトップのレベルでプレーしたいという気持ちは止められるはずがないと思う

「そうですよ。組織側の意見もわかりますが、僕は間違っていると思います。日本で良い選手を育てるような環境を作れているかとなったら、(答えは)作れていないじゃないですか。プロ野球選手で辞めた人が、すぐに高校野球の監督、コーチにもなれないですし。指導者にもなりづらい。これだけ社会人野球などからプロに行くことで成り立っていたのに、(プロアマの障壁の改善には)あまり動こうとしているように見えないですし。そういうことをふまえていえば、組織側の意見というのは間違っているのではないか、と思います。そういうことをメディアは主張してほしい。立場の弱い一個人が、かみついたところでどうしようもないわけですよ。この構図でいくと、いつまでたっても僕個人が、一個人が、メディアを利用して言わなければならない。これはおかしいんです」。

 野茂の顔が変わった。田沢のメジャー行きを契機に日本球界が作った流出阻止のルールについて聞いた時だ。

「まず、自分の意見を言ってください」。そこから、球界、メディアについての話になった。野茂の怒りは理不尽なルールとともに、マスコミも含めてそれを許している「構図」へ向けられている。物事にまっすぐな見方をする姿は、ずっと変わらない。

 野茂の取材では、時にこういう場面に出くわす。自分の考えを持ち合わせていないと胸元にストレートを投げ込まれてどぎまぎすることになる。

 だから、野茂の取材は真っ正面から向き合いながら、一方で自分の内面とも向き合う真剣勝負になる。

【注1】新日本石油ENEOS・田沢投手が大リーグ挑戦表明後の08年10月、日本プロ野球組織(NPB)実行委員会で「日本のドラフトを拒否して直接海外挑戦した選手は、日本に戻っても2年間(高校から行った場合は3年間)プレーできない」との取り決めを承認した。しかしアマチュア団体側からは反対の声が上がり、プロ野球選手会でも契約不可能な期間が生じることに反発。今年1月の選手会事務折衝では「暫定的な措置」との話も出るなど今後の対応に関しては不確定な部分も多い。
これだから! これだから野茂は!!

野茂英雄のメッセージ(8) -メジャーでの戦い方 : nikkansports.com

―今季もニューヨークのメッツ、ヤンキースの両球場とも新しくなる。メジャーでは、ここ10年くらいで相当、球場が新しくなっている。

「いいことですけどね。やっぱりエンターテインメントの職業ですので器が大事。環境も大事です。当然、“役者(選手)”も大事ですけれど。ゲームがよりよく見られてよいのではないですかね。残しておかなければいけない古い球場は大切にしますし。なぜ、日本は人が集まるところに野球場とかできないんですかね。なんでショッピングモールになってしまうんでしょうかね。例えば六本木の防衛庁のところ(ミッドタウン)に野球場とかできないですよね。あったら見に行くと思いませんか。きょう映画見ようと思うのを、野球にしよう、とか思いませんかね。ショッピングして帰りに野球でも見ようか、ってならないですかね。人が集まるところに人が集まるものを持ってきた方がいいんじゃないですかね。そういう状況になれば、チームも考えて努力するんじゃないですかね。ファン層も少し変わってくるわけだし。野球だけを見に来るお客さんだけじゃなく、野球プラス何かだったり、何かプラス野球だったりという人が増えるわけだから…ないですかねえ?」
こんなこと考えたこともなかった。

福岡ドームは駅から徒歩15分ぐらい。周りには何もない。(※俺がすでに福岡を離れた2000年ごろに何かできたらしい。)大阪ドームは、地下鉄(近鉄ではない(笑))の端っこの駅そばだが、野球のないときは周りには何もない。西武ドームは(首都圏鉄道網的に)埼玉のクソ外れ。横浜スタジアムの最寄り駅はビジネス街だが、スタジアム自体はホームレスが大挙する公園の隣。千葉マリンスタジアムは幕張メッセが近くにあるぐらいで、あとは特に何もない。(ディズニーランドは別格。)東京駅での京葉線乗り換えは最悪。えーと、他は良く知らない。神宮や東京ドームは割りと都会の真ん中にある印象だけど。他の球場はどうなんだろう。

個人的にはこの野茂の案、悪くはないが良くもないと思う。野球をやっていないときにも球場で何かしらのイベントが常に行われていないと、土地の有効利用にはならないのではないかと。それから、鳴り物による応援は、夜はうるさいだろう。このあたりが解消されないと、ちょっと厳しいんじゃなかろうか。

とはいえ、野球界全体を見つめた発言をはっきりと物申すOBは豊田泰光ぐらいなので、野茂がこういう発言をしてくれることはとても嬉しいし心強い。とはいえ、その野茂ですら
立場の弱い一個人が、かみついたところでどうしようもない
と、さほどの力はないことを認めている。厳しい。
ラベル:野茂英雄
posted by 小川 at 15:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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