2009年03月31日

印象操作

「押し紙裁判」フリー記者が読売に勝訴魚拓) 竹谷昇 2009/03/31

 読売新聞社が、同社が作成、送付した催告書をフリージャーナリスト黒藪哲哉氏がホームページにアップしたことは著作権法違反であると訴えていた裁判で東京地裁は30日、原告の訴えを斥ける判決を言い渡した。黒藪氏は、新聞社から販売店に届けられたものの配達されない、いわゆる「押し紙」の問題を追及している。黒藪氏の試算では読売新聞の公称発行部数1千万部のうち3割にあたる3百万部が押し紙。金額にして年間700億円に上る。

 「押し紙問題」を追及していたフリージャーナリストの黒藪哲哉氏に送りつけた催告書が同氏のホームページに掲載されたのは、著作権侵害にあたるとして読売新聞西部本社(原告)が削除を求めていた裁判で、東京地裁は30日、「催告書は著作物にはあたらない」などとして、原告の訴えを斥ける判決を言い渡した。

 新聞業界最大の暗部を追及していた一介のフリージャーナリストと世界最大の発行部数を誇る新聞社が争っていた裁判の一審は、ジャーナリストが勝訴した。

 「押し紙」とは、新聞社から販売店に届けられたものの配達されない新聞紙のことで、販売店に押し付けることから「押し紙」と呼ばれる。押し付けられた分は販売店の負担となるが、新聞社にとっては販売部数が多ければ高い広告料金を取ることができる。

 裁判の発端は、福岡県筑後地区のある読売新聞販売店々主と、販売経営権の返上を求める読売新聞西部本社との争いに遡る。同社が販売店々主に送った回答書を黒藪氏が自身のホームページに掲載したところ、同社の法務室長から削除を求める催告書が送られてきた。

 黒藪氏はさらにこの催告書も掲載し、削除拒否の姿勢を示した。

 黒藪氏が削除要求に従わなかったことから、読売新聞西部本社は法務室長名で黒藪氏を著作権侵害で訴えていた。

 判決は「催告書は法務室長が書いたものではない」「催告書は著作物には当たらない」などとして読売新聞西部本社法務室長の訴えを棄却した。

 読売新聞西部本社が起こした裁判は著作権侵害の体裁をとっているが、同社のタブー中のタブーである「押し紙問題」を黒藪氏が追及していることへの恫喝である。

 黒藪氏の試算によれば読売新聞の公称発行部数1千万部のうち3割にあたる3百万部が押し紙で、金額にして年間700億円にも上る。

 インターネットの普及で新聞離れが進むなか、新聞社の経営に直結する販売部数を維持するために「押し紙」は、今後さらに増えることが予想される。


 判決の後、黒藪氏は弁護団と共に報告会を東京・本郷の「出版労連」で開き、次のように語った。「言論を封じ込めてしまう手段として裁判が使われている。ジャーナリストの立場から責任を追及していこうと思っている」。

 「押し紙」は読売新聞だけの問題ではない。報告会に出席していた毎日新聞・関町販売所(東京・練馬区)の石橋衛所長は血を吐くようにして訴えた。「10年で22人の販売所長が廃業したり、辞めさせられたりしている。借金まみれで辞めざるを得ない。私も親戚中に借金して何とかつないでいるが限界だ。新聞社のやり方は間違っている」。

タイトルに釣られた俺涙目。緑色の部分は、今回の裁判とは関係ない印象操作の箇所。

判決の内容と押し紙とはまったく関係ないじゃないか。裁判ってのはそういうモンだろうが。判決文は(どこにあるか分からないので)見ていないが、判決はあくまで
同社が販売店々主に送った回答書を黒藪氏が自身のホームページに掲載したところ、同社の法務室長から削除を求める催告書が送られてきた。

 黒藪氏はさらにこの催告書も掲載し、削除拒否の姿勢を示した。

 黒藪氏が削除要求に従わなかったことから、読売新聞西部本社は法務室長名で黒藪氏を著作権侵害で訴えていた。

 判決は「催告書は法務室長が書いたものではない」「催告書は著作物には当たらない」などとして読売新聞西部本社法務室長の訴えを棄却した
ということで、『催告書は著作物には当たらない』としか言ってないじゃないか。これに扇情的な『押し紙問題』の冠を被せて煽ろうとしてるだけじゃないか。マスゴミと何ら変わらない。

俺としては、扇情的に、感情的、陰謀論的に訴えられれば訴えられるほど、ウラを読みたくなる。そしてそのウラを読んで、幻滅したり支持したりする。今回は幻滅のパターン。押し紙問題は大きな問題にしたいんだろうけど、世間への訴え方がおかしい。

もちろん、幻滅したのはJANJANにであって、黒藪氏にではない。黒藪氏の発言(や氏のウェブサイトでの発言)が真実かどうかは知らないが、黒藪氏は、こういう腐れメディアに期待するより、他の方法で訴えかけていくほうが良いのではなかろうか。
posted by 小川 at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | チラ裏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月26日

ダルファンになりました。

ジャンクSPORTS - ファンタスティックストーリー

「一途」
ダルビッシュ有

いま女性誌やファッション誌からも注目を集める男、「ダルビッシュ有」。

先月、お立ち台で堂々の婚約宣言。そんな男が自分自身を一言でこう表した。

「一途ですよ、ボクは」

自らを「一途」と言い切るその思には、そこに今をときめくスター選手の秘めた決意が隠されていた。

北海道日本ハムファイターズの不動のエース、ダルビッシュ有。現在、リーグトップの奪三振数のほか、防御率、勝利数でも 上位に名を連ね、優勝争いするチームの原動力となっている。

「ヒルマン監督が辞めると発表されたので、ここに来て連覇したいなという気持ちは強くなりましたね」

プロ3年目ながら、パリーグ屈指のエースへと成長したダルビッシュ。今松坂をはじめ、球界のエースと呼ばれた多くの選手がメジャーリーグへと羽ばたく中、ダルビッシュもまた世界最高峰の舞台への憧れはあるのだろうか?

もしメジャーに行くってなるぐらいやったら、ボクは野球を辞めます。日本の子供たちだっておもしろくないじゃないですか。子供達を楽しませるためには、そういう(日本に残る)人も必要やと思うし」

世界で通用するレベルと言われながら、日本のプロ野球にこだわり続けるダルビッシュ。そこには、彼の生い立ちが深く関わっていた。

「ハーフで生まれてきて・・・“お前は日本人じゃない。何かが入ってる”と相当、 否定され続けて。その中で、日本の野球っていうのに執着したいんですよね。オレは日本人だっていうアピールをずっとし続けていきたいから」

イラン人の父親のもとに生まれ少年時代、その目立つ容姿のせいで、悩み苦しんだ。だが、野球を続けることによって自信と希望を得ることができた。だからこそ野球に対する思いは人一倍強い。

「日本で生まれて最初からメジャーへ行きたいと思う人はいないと思うんです。最初、とりあえず日本のプロ野球目指すじゃないですか」

「日本のプロ野球でやりたいと思ってやり始めた以上、ずっと日本のプロ野球でやってほしいという思いはあります」

自分を強く、そして大きく育てた日本の野球。そこは、ダルビッシュにとっての誇りの場所。一途な思いを白球に込め、これからもマウンドに上がり続ける。

ダルビッシュがこの考え方を改めてしまわない限り、俺は彼のファンであることだろう。

スッカスカの(日本プロ)野球なんて見たくないし、メジャーの腰掛に成り下がってしまうのも腹立たしい。WBC2連覇の原動力の1人は『井の中の蛙』でしたって、最高の皮肉だよ。(成績や内容的には、それほどでもなかったけどね。立ち上がり悪いのはいつもどおりらしいし。そんな立ち上がりの悪い投手を抑えで使う原って・・・・・・)

こういう一流選手が、もっとたくさん出てきてほしいと痛切に願う。
posted by 小川 at 17:31| Comment(0) | TrackBack(2) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

野茂インタビュー

野茂が好きだ。

日刊スポーツに、野茂のロングインタビューが載っていた。俺の知らない野茂の真意が垣間見えたところを転載しておく。ますます野茂が好きになった。

野茂英雄のメッセージ(6) -田沢 : nikkansports.com

 もう1つ聞きたいことがあった。メジャーリーグのキャンプが始まっている。今季は日本のドラフト指名を受けるのを拒否して、社会人野球から田沢純一投手(22)が直接メジャーに臨んでいる。

―あの選択を見たときに、どう思いましたか

「いや、今までにもいますからね。アマチュアから直接アメリカの野球に行った選手も。いいんじゃないですかね。それがより普通になっていくんじゃないですか。変なルールでしばってほしくないと思いますね。今までもそうですけど、直接アマチュアから行った人も、向こうでだめなら、戻ってきて日本のドラフトかかって、日本のチームで活躍できる。それでいいんじゃないですか」。

―変なルールということでいうと「日本のドラフト指名を拒否した選手が外国のプロチームでプレーして日本に戻ってきた場合は、社会人から行ったケースは2年、高校生から行ったケースは3年契約できない」となった(注1)。どう思いますか

それはメディアとしてはどう思っているんですか? 僕の答えは決まっています。けれど、メディアとしての意見はどうなんですか?」。

―僕の意見を言うならば、無意味なルールだと思いますよ。それをしたからといって、日本のプロ野球から外に行く人が減るとも思えない

ならば、メディアがもっと主張するべきじゃないですか。ニュースだけを流すのがメディアなだけではないんじゃないですか。ニュースだけならインターネットでも読めますし。こういうことを(影響力のある)誰かに言わせるだけじゃだめじゃないですか。本当は記者も1人1人の意見を持っているはずなんだけど、問題点は人に聞いて書く。あそこの新聞社はこんなカラーだ、というのは一応出ますけれど、それを言っているのは選手だったり、影響力のある人だったり…。アマチュアから行く選手というのは、世間的には立場が弱い。それを選手がこういった大人のしょうもないルールに縛られるということを許していることになる。本当許せないですけど、それを指摘するのに僕の言葉を借りなくても、いいんじゃないかとも思いますよ。きちんとメディアが書けば。誰が見ても(このルールは)間違っている。絶対間違っているじゃないですか。なんでこの子が行ったらアカンねん。マック鈴木は良くて、多田野の場合は良くて、なんでこの選手が行ったらアカンていう。おかしいでしょう…インタビューを受けている僕が言うのもなんですが、それをメディアが指摘するべきじゃないですか」。

―組織の側の論理からすると「日本の野球が空洞化する」「良い選手がすぐに行ってしまうのではないか」という危機感から出てきた策と思うが

そのことについてはどう思うのですか?」。

―こんなことで止められるとは思わない。選手がどこでプレーしたいというのは、本来はその人の自由だ。上を目指す選手であればあるほど、自分が思うトップのレベルでプレーしたいという気持ちは止められるはずがないと思う

「そうですよ。組織側の意見もわかりますが、僕は間違っていると思います。日本で良い選手を育てるような環境を作れているかとなったら、(答えは)作れていないじゃないですか。プロ野球選手で辞めた人が、すぐに高校野球の監督、コーチにもなれないですし。指導者にもなりづらい。これだけ社会人野球などからプロに行くことで成り立っていたのに、(プロアマの障壁の改善には)あまり動こうとしているように見えないですし。そういうことをふまえていえば、組織側の意見というのは間違っているのではないか、と思います。そういうことをメディアは主張してほしい。立場の弱い一個人が、かみついたところでどうしようもないわけですよ。この構図でいくと、いつまでたっても僕個人が、一個人が、メディアを利用して言わなければならない。これはおかしいんです」。

 野茂の顔が変わった。田沢のメジャー行きを契機に日本球界が作った流出阻止のルールについて聞いた時だ。

「まず、自分の意見を言ってください」。そこから、球界、メディアについての話になった。野茂の怒りは理不尽なルールとともに、マスコミも含めてそれを許している「構図」へ向けられている。物事にまっすぐな見方をする姿は、ずっと変わらない。

 野茂の取材では、時にこういう場面に出くわす。自分の考えを持ち合わせていないと胸元にストレートを投げ込まれてどぎまぎすることになる。

 だから、野茂の取材は真っ正面から向き合いながら、一方で自分の内面とも向き合う真剣勝負になる。

【注1】新日本石油ENEOS・田沢投手が大リーグ挑戦表明後の08年10月、日本プロ野球組織(NPB)実行委員会で「日本のドラフトを拒否して直接海外挑戦した選手は、日本に戻っても2年間(高校から行った場合は3年間)プレーできない」との取り決めを承認した。しかしアマチュア団体側からは反対の声が上がり、プロ野球選手会でも契約不可能な期間が生じることに反発。今年1月の選手会事務折衝では「暫定的な措置」との話も出るなど今後の対応に関しては不確定な部分も多い。
これだから! これだから野茂は!!

野茂英雄のメッセージ(8) -メジャーでの戦い方 : nikkansports.com

―今季もニューヨークのメッツ、ヤンキースの両球場とも新しくなる。メジャーでは、ここ10年くらいで相当、球場が新しくなっている。

「いいことですけどね。やっぱりエンターテインメントの職業ですので器が大事。環境も大事です。当然、“役者(選手)”も大事ですけれど。ゲームがよりよく見られてよいのではないですかね。残しておかなければいけない古い球場は大切にしますし。なぜ、日本は人が集まるところに野球場とかできないんですかね。なんでショッピングモールになってしまうんでしょうかね。例えば六本木の防衛庁のところ(ミッドタウン)に野球場とかできないですよね。あったら見に行くと思いませんか。きょう映画見ようと思うのを、野球にしよう、とか思いませんかね。ショッピングして帰りに野球でも見ようか、ってならないですかね。人が集まるところに人が集まるものを持ってきた方がいいんじゃないですかね。そういう状況になれば、チームも考えて努力するんじゃないですかね。ファン層も少し変わってくるわけだし。野球だけを見に来るお客さんだけじゃなく、野球プラス何かだったり、何かプラス野球だったりという人が増えるわけだから…ないですかねえ?」
こんなこと考えたこともなかった。

福岡ドームは駅から徒歩15分ぐらい。周りには何もない。(※俺がすでに福岡を離れた2000年ごろに何かできたらしい。)大阪ドームは、地下鉄(近鉄ではない(笑))の端っこの駅そばだが、野球のないときは周りには何もない。西武ドームは(首都圏鉄道網的に)埼玉のクソ外れ。横浜スタジアムの最寄り駅はビジネス街だが、スタジアム自体はホームレスが大挙する公園の隣。千葉マリンスタジアムは幕張メッセが近くにあるぐらいで、あとは特に何もない。(ディズニーランドは別格。)東京駅での京葉線乗り換えは最悪。えーと、他は良く知らない。神宮や東京ドームは割りと都会の真ん中にある印象だけど。他の球場はどうなんだろう。

個人的にはこの野茂の案、悪くはないが良くもないと思う。野球をやっていないときにも球場で何かしらのイベントが常に行われていないと、土地の有効利用にはならないのではないかと。それから、鳴り物による応援は、夜はうるさいだろう。このあたりが解消されないと、ちょっと厳しいんじゃなかろうか。

とはいえ、野球界全体を見つめた発言をはっきりと物申すOBは豊田泰光ぐらいなので、野茂がこういう発言をしてくれることはとても嬉しいし心強い。とはいえ、その野茂ですら
立場の弱い一個人が、かみついたところでどうしようもない
と、さほどの力はないことを認めている。厳しい。
ラベル:野茂英雄
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2009年03月24日

いっ平のダメさ加減

父の跡継ぎ三平襲名…東京で披露興行始まる魚拓

 落語家の林家いっ平(38)が21日、父の名跡を継いで2代目林家三平を襲名、東京都台東区の鈴本演芸場で襲名披露興行が始まった。

 三平は、「昭和の爆笑王」と呼ばれ、1980年に死去した初代林家三平の次男で、兄は林家正蔵。

 口上で、落語協会常任理事の三遊亭金馬は「先代に負けないように努力すると思うので、おかしくなくても笑ってやってください」とあいさつ。

 トリをつとめた三平は、先代譲りのギャグ「どーもすいません」のポーズをまじえながら「荒茶」を口演し、満員の観客を沸かせた。終演後、三平は「天国から父が応援に来ているような気がした。父という大きな目標に向かって前進しなければならない」と決意を述べた。

 都内定席での披露興行は、4月末まで続く。

きくおと言い、こぶ平と言い、そしてこのいっ平と言い、林家一門は世襲制なのかね。(こぶ平は厳密には違うが。)別に世襲が悪いとは言わないけど、他の林家一門の連中は良い気分じゃないんじゃないかな。

で、この様子、テレビで目にしたんだけど、いっ平は、先代三平の頭に手をやるポーズはやんないほうが良いんじゃないかなぁ。いかにも『親父の名前で食っていきます』みたいな印象受けちゃう。そんな印象を受けたモンだから、髪型も親父に近づけてるのかな、なんて思っちゃう。なんか、世襲で立場を得た2代目バカ社長そのものってカンジ。大丈夫なのかな。

ごきげんようにも出てたけど、これもひどい。小堺さんが「ウマい!」っていちいち合いの手を入れちゃってる。小堺さんが善意で入れてるのか、スタッフが入れさせてるのか、台本どおりなのか知らないけど、小堺さんが絶賛するほどウマい訳じゃないのに絶賛するモンだから、いっ平のダメさ加減が強調されて、これほどまでに未熟なのかという印象をまざまざと演出してしまう結果になってしまっている。

だいたい、いっ平の襲名ごときに石原軍団が出てきたりたけしが出てきたりと、誰の目にも分不相応。たけしの挨拶も皮肉タップリ。どこかで黒い力が蠢いてるんだろうなーって。このまま、実力が伴わないままテレビに出続けるんだろうか。まぁ、そんな恥晒しもお似合いだろうけどさ。
ラベル:林家いっ平
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2009年03月17日

目立ちたがり屋のリップサービス

皮肉たっぷり!城島「完封は野村監督のおかげ」魚拓

 【日本6−0キューバ】好リードで完封リレーを演出した城島は「配球が悪いと言われたしね。野村さんのおかげですよ。お礼を言いたいくらい」と楽天・野村監督を俎上(そじょう)にのせた。1次ラウンド9日の韓国戦の4回にシュートを2球続けて金泰均に決勝打を浴び0―1で敗れた。そのリードをテレビなどで野村監督から批判された城島は「あの人は生涯で1点も取られなかったんですかね?きょうは(野村監督著の)野村ノートのおかげ。持ってないですけど」とまくし立てた。

 先発・松坂に関しては「外の真っすぐのコントロールが良かった。だから右方向に大きな打球が飛ぶのは想定済みだった」。右翼・イチロー、中堅・福留に守備位置も指示し「状況で配球は変わる。あっ、でも球場によって配球を変えるのは(野村ノートには)載ってなかったな。まだまだ勉強ですね」と、最後まで皮肉たっぷりに話した。
ノムさん城島に“お返し”「目立ちたがり屋」魚拓

 楽天・野村監督は大きな1勝を挙げた日本代表に賛辞を送った。チームは平塚球場で練習だったため、早起きが苦手な指揮官は当初「見てないよ」と素っ気なかった。ただ、城島の発言を伝え聞くと「えらい皮肉やな。なんでオレが言ってること知ってるんや」と苦笑いして「あいつはキャッチャーらしくない。古田と似とる。目立ちたがり屋や」と“返り討ち”にした。それでも難敵・キューバを撃破したとあって、WBC開幕前に原監督が「向かう港は1つ。チャンピオン」と発言したのをもじって「終着駅にたどり着きそうだね。ん?港か」として最後は笑って連覇への可能性を口にしていた。
城島の気が強いのは折り込み済み。そういや昔、豊田泰光にも噛み付いてたっけなー。工藤や武田とも言い合ったというし、その気の強さで成功した例なんだろうな。

城島と野村が、互いに認め合っていないということはないだろう。こういう軽快な軽口のやり取りは大好きだ。
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2009年03月13日

この物語はフィクションです



伊集院のフィクショントークは面白いなぁ。ラジオを聴かなくなって久しいが、機会があれば『深夜の馬鹿力』リスナーに復帰したい。
ラベル:伊集院光
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2009年03月10日

入会か。残念だ。

日米通算201勝!野茂氏 名球会に正式入会魚拓

 日本プロ野球名球会は10日、米大リーグのドジャースや近鉄(現オリックス)などで日米通算201勝を挙げた野茂英雄元投手(40)の入会式を東京都内で行った。

 野茂氏は昨季途中に現役を退き、ことしの春季キャンプからオリックスのテクニカル・アドバイザーを務めている。名球会の金田正一会長にブレザーを着せられ「これからもどんどん選手たちが入ってくるようになればいい」と笑顔で話した。

 1978年に発足した名球会は打者が2000安打、投手は200勝か250セーブ以上が入会条件。「トルネード投法」で活躍した野茂元投手は、2005年6月に日米でプレーした投手としては初めて、200勝に到達した。

野茂なら断ってくれると思ったのだが、球界に強い影響力を持つカネやんの威光に屈したのだろうか。残念でならない。まぁ、だからといって野茂を嫌いになる訳じゃあないんだが。

それでも野茂なら・・・野茂ならきっと何とかしてくれる・・・(何
ラベル:野茂英雄 名球会
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2009年03月09日

回顧録

待ち、当て投げ、連コイン――格闘ゲームでのマナー、どこまでOK?魚拓

「ストIV」の影響からか、最近また格闘ゲームにおける「マナー議論」が盛んになってきている模様。そこでよく話題にのぼる「マナー違反行為」についてまとめてみました。

最近では「何でもアリ」が主流

 全世界での累計出荷本数が200万本を突破するなど、対戦格闘ゲームとしては久々のスマッシュヒットを記録した、カプコンの「ストリートファイターIV」。このタイトルがきっかけで、久々にアーケードに復帰した「ストII」世代も多いのではないだろうか。

 一方で、そんな流れを受けてか、最近ネットのあちこちで「待ち」や「ハメ」「連コイン」といった、“ゲームセンターでのマナー”をめぐる議論を見かけるようになった。こうした議論はユーザーの間では昔から交わされてきたものだったが、かつての「ストII」世代がゲームセンターに舞い戻ってきたことで、再び“マナー論”が盛んになってきている模様。そこで今回は「格闘ゲームで嫌われる行為」や、逆に「やってもOKな行為」について、ネットで見かけた意見をまとめてみました。

当て投げ(投げハメ)

 小技をガードさせて、そのスキに相手を投げてしまう行為。「ストII」時代には「投げハメ」と呼ばれ猛威を振るったが、最近のゲームでは投げがそこまで強力ではなく、仕掛けられた側も投げ抜けなどで対抗できるため、当て投げも立派な戦術と見なす動きが強い。ただ、対抗手段を知らない初心者や、かつての「ストII」世代の中にはこれを嫌う人も多いため、中には「相手が使ってきたらこちらも使うが、自分からは使わない」という人も。

待ち、逃げ、永久コンボなど

 昔は嫌われた「待ち」や「逃げ」も、最近のゲームでは対抗手段がいくつも用意されていることが多く、当て投げ同様、あくまで戦術のひとつとして捉えられることが多い。ただし安易な永久コンボについては、「入ってしまえば永久につながるが、始動するまでに駆け引きがある」「システム上容認されているものを使うのは当然」という意見と、「本来意図されていないコンボ」「駆け引きの面白さを削ぐ」として使用を控える人と真っ二つに。

試合放棄

 対戦相手と実力差がありすぎた場合、対戦相手がハメや永久コンボなどを使ってきた場合など、プレイを途中放棄することで怒りや不満の意思表示をするというもの。これについては「途中でプレイをやめるのはプレイヤーの自由」という賛成派もいたものの、「いかなる理由があろうとも、相手や見ている人に不快な思いをさせるのはマナー違反」という声が大多数を占めていた。もちろんその際、台を蹴ったり叩いたりするのはもってのほか

連コイン

 後ろで人が待っている状態で、再戦やコンティニューを行うこと。これについては、「待っている人がいたら一旦席を立つのが当然」という意見が大多数を占めたが、一方では「うちの地元では数回までなら連コインが当たり前」という声や、「同段位戦の時ならOK(『鉄拳』や『バーチャファイター』などの場合」など、店やゲームによっては「アリ」との声も。また、仲間内だけで延々台を占有する行為もある意味では「連コイン」の一種と言える。


 思えば「ストII」のころには、「待ちガイル」や「投げハメ」など、お手軽かつ強力な戦術がいくつもあり、これらをプレイヤー側が“自重”することで対戦バランスを保ってきたような側面が確かにあった。しかし、こうしたローカルルールはゲームバランスの改善に伴い徐々に廃れていき、今では「何でもアリ」がゲームセンターの主流となっている。最近の格闘ゲームユーザーに「何でもアリ」派が多いのも、メーカー側が根気よくゲームバランスを追求し続けてきた成果と言えるかもしれない。

 といっても、こうしたマナー論では、多数派の意見が必ずしも正しいとは限らない点に注意してほしい。ここではあえてどちらが正しいのかを断じたりはしないので、各自「アリ」か「ナシ」かよく考えたうえで、トラブルのない、楽しいゲームセンターライフを送ってみてほしい。
呼ばれた気がしたので出てきた(呼んでない

俺のゲーセン全盛期は、スパIIX〜ストZERO、KOF96〜98あたり。同時期には、ポリストIIやジョジョ、VSシリーズ、RB餓狼SP、月下あたりもあったが、これらにはまるで手をつけなかった。侍天草はちょっとだけやったが、ある日突然13連斬ができなくなる病気(AABBCC・・・といくところが、どうしてもAAA終了になってしまう)を発症して、やらなくなった。

最も対戦に時間を割いたのはスパIIXで、いわゆる『ヒョーバル』(フライングバルセロナアタックを連発するバルログ)だった。ケン・ブランカ・ベガあたりが天敵で苦手としていた。最強キャラの一角バイソンはお得意様。だいたいの対戦相手の顔は覚えてて、「あぁ、ケン使いのアイツか」「超強ぇブランカ野郎きやがった」「おぉ、バルログ姉さんだ」などと思いながら対戦してたっけ。

格ゲーでの見知らぬ他人との対戦の面白さってのは、自分のライバルを見つけることだと思ってる。自分と同じぐらいの強さのヒトと戦うのは非常に面白い。後に鉄拳やバーチャが段位制となったとき、もの凄く羨ましく感じた。気分のがノってるときは同レベルか上位レベルのヒトと戦いたいし、落ち込んでるときは弱いヒトをボコって調子を上げたい。

だから、俺が現役戦士だったころは、対戦相手の顔で、「あいつはこのぐらいの強さだった」とか思いながら乱入していた訳だ。今ではもう、バルログ姉さんの顔も思い出せないが・・・ 時代は進み、段位カードが確立され、段位がモニタに出ているから、顔を覚えなくても乱入するかどうかの判断は容易い。常連でなくても、段位を確認して乱入していける。「俺より強い奴に会いにいく」が、いとも簡単にできる時代。いい時代だ。

で、俺は地元ゲーセンと学校近くのゲーセンの常連だったので、対戦相手はある程度固定されていた。だから、ハメて勝ったりとか永久で勝ったりとか、そういうのはイヤだった。ライバルは必要としていたので、汚い手段で勝っても嬉しくない。たまに見知らぬヤツが入ってきても、自ら汚い方法で勝とうとは思わなかった。


●当て投げ。

ザンギ(屈弱K⇒スクリュー)やダルシム(弱スライディング⇒ヨガスマッシュ)、ホーク(セーフ⇒メキシカンタイフーン)ですな。1回だけならOK。むしろ、当て投げを意識させてそれ以外の攻撃で倒すのが爽快。KOFには存在しなかったハズ。


●待ち。

ガイル。パルログのようなジャンプスピードならば問題にならないが、本田だとどうしようもない。上級者ならば、対戦相手の性能を見た上で自重すべき。中級者は、安易にガイルを使うと卑怯者呼ばわりされるから気をつけろ。


●逃げ。

豪鬼、チョイ。そんなことしなくても十分強い。逃げ続けるのは、結構精神力を浪費するので、こちらも負けじと捉える努力をすれば何とかなると思う。基本、使うべきではない。


●ハメ。

論外。俺がゲーセンから離れるきっかけとなった。KOF99拳崇のお手軽永久。地元を出て東京自宅アパートの最寄にあったあのゲーセンで、拳崇のお手軽永久で勝ち続ける連中を見て、ゲーセンを離れた。近距離強パンチが入れば簡単にガードクラッシュまで辿り着けるお手軽さ、波動拳+弱Kを入力できれば死ぬまで蹴り続けられるお手軽さ。そしてそれを堂々と使うプレイヤーに嫌気がさした。CPU戦でハメるのは自由だが、対人戦ではせめて1回で止めておくのが俺のジャスティス。また、執拗に狙うのもどうかと思う。当て投げ同様、意識させておいて他の攻撃で倒すのが爽快。


●試合放棄

怒りに任せた軽率な行為は、他のゲーセン戦士たちから白い目で見られる。控えるべき。悔し涙に枕を濡らせ。


●連コイン

一旦、席を立つのが常識。連コインして良いのは脱衣マージャンだけだ。


ゲーセンを卒業してそろそろ10年たつ。巷ではストIVが流行っているらしいが、今更ゲーセンに貢ぐ気にはならない。若きゲーセン戦士たちよ、ゲーセンは社交の場。ルールを守り、ライバルを見つけ、勝っても負けても「いい試合だったな、また俺と闘ってくれ!!」と心の中で言える戦士になってくれ。
posted by 小川 at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月07日

仮に陰謀だとして、それで小沢の不正が許されるの?

メッセにも書いたが、こちらにも書いておく。基本的には某氏へ。


陰謀かどうか、国策捜査かどうか、支持率回復を狙った云々・・・などという、証拠1つありゃしない妄言はスルーするのが常識。

小沢は、不正行為をやったのか? やったなら罰せられるべき。
麻生は、小沢の秘書逮捕に繋がる証拠捏造をやったのか? やったなら罰せられるべき。

 麻生
やったやってない

やった
やってない
2つの命題の真偽を情報として仕入れる。答えは4つのうちのどれかになる。判断基準となる情報はこれで十分だろ。他のノイズは捨ててしまえ。Aならどっちも罰せられる。Bなら小沢は罰せられる。Cなら麻生は罰せられる。Dなら検察ぅぅぅ!

Aならば、どっちも深手を負うだろう。政界再編が現実味を帯びる。

Bならば、『犯罪者をとっ捕まえるべく指示した』麻生はとても正しいということになる。麻生は大手を振って「私が指示しましたが何か?」と言えばよろしい。

Cならば、小沢は早々に証拠を掴む必要がある。証拠が掴めれば、民主政権はもはや確定的。

Dならば、(これが陰謀論者の言う『国策捜査』なんだろうけど、)これは難しい。この場合ダメージを負うのは小沢なのだが、有効な対策が見当たらない。次期衆院選での政権交代を諦めて、裁判の結果Dであることが確定してから反撃する、ぐらいしか見当たらない。マスコミに踊らされぬよう、この件を風化させずに見守ることが重要になってくる。ただし、特捜は9割以上黒の証拠がないと動かないという話がそこかしこで散見される(事実かどうかは知らない)ので、Dの可能性は低いと感じる。また、酔いどれ中川を止める人がいないほど味方に恵まれない麻生に、国策捜査を指示する力があるのかどうか疑問に思う。
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2009年03月06日

思いつき

    _,,....,,_  _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''>   ゆっくり死ね逝ってね!!!   <
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ラベル:小ネタ
posted by 小川 at 11:50| Comment(0) | TrackBack(0) | チラ裏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月05日

微バグは仕様ということで(逃

時報時計のバグ修正をしている。


1.『Alt+Tab(略)アイコン化』にチェックを入れているとき限定のバグ。

フォーカスは他のアプリにある、かつ、画像表示状態のとき、アイコンを右クリックすると、画像を消し待機状態に入る。これは仕様。だが、このとき、通常、アイコンを右クリックすると出るべきメニューが出ない。正確には、一瞬出て(画像と共に)消える。

これは、
  1. アイコン右クリックに反応して、ポップアップメニューが出る。
  2. その過程で、必ずSetForegroundWindow()を呼んでフォアグラウンドにしなければならない(呼ばないと、ポップアップメニューが消えない)。
  3. ところで、『Alt+Tab(略)アイコン化』にチェックを入れていると、アプリケーションがアクティブになったとき、画像を消す。
  4. このとき、『ポップアップメニュー以外の項目にフォーカスが行く』とポップアップメニューは消える。Windows共通の仕様っぽい。
  5. 結果、ポップアップメニューは消える。
ということだ、ということまでは分かった。一度だけ、エラーコード021(俺用のエラーコード)を吐いた。俺としては3のときの処理をif()で分岐させればすべて解決すると思うのだが、その条件となる『ポップアップメニューが出ているか?』を検出する関数が見当たらない。正確には、C++ BuilderのTPopupMenuのプロパティやメソッドやイベントに見つからない。

うーむ・・・・・・まぁ、別にそういう仕様ってことで良いか(逃


2.他のアプリでも一部起こるバグ。

アイコンを右クリックしてメニューを出した状態で、Alt+Tab『タスク切り替え』を出すと、なぜか時報時計のアイコンがいる。時報時計以外のアプリを選択すると、消える。これは、手元で調べた結果、『Yahoo!メッセンジャー』『カスペルスキーインターネットセキュリティ』『DAEMON Tools』『Angry Chair』でも似たような現象が起こる。『Windows Live Messenger』『付箋紙21』『Hotmail Popper』では起こらない。

うーむ・・・・・・まぁ、他のアプリでも起こるみたいだし、ぶっちゃけどうでもいいか(逃
ラベル:時報時計
posted by 小川 at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 自作アプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最前面に表示するが、フォーカスは奪わない方法

『時報時計』を作る際に一番苦労したのは、画像表示の部分である。具体的に言うと、『フォーカスを奪わない』という仕様である。


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posted by 小川 at 16:35| Comment(4) | TrackBack(0) | プログラム/マ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月04日

そのロックブーケか

明日はよろしくです。
何・・・だと・・・? そうか、ロックブーケ(隠語)(←どこがだ)というのはそういう意味だったのか。こちらこそよろしくです。何卒よしなに・・・(汗
ラベル:私信
posted by 小川 at 01:46| Comment(0) | TrackBack(0) | チラ裏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする