2024年12月24日

アマテラス雑感

神激のラストシングル、アマテラス。
曲のリズムが、俺の凄く好きな「付点四分、付点四分、四分」のリズムなのだけど、好きな理由はそれだけじゃない。
うまく書ける気がしないのだけど、なんとか書いてみようと思う。

ひょんなことから、とある地下アイドルを応援することになったわけだが、そもそも地下アイドルってものを調べてみると、かつてはもう魑魅魍魎・跳梁跋扈。今でこそ随分マシになっていそうだけど、それでもメンバーの脱退・加入が激しいと感じた。そりゃそうだろう。俺は個人事業主だからカネのことはシビアに見るけど、どうやって生活するんだよコレ、みたいなのがゴロゴロ出てくる。
そんな中でも、推しの地下アイドルたちはなんとかかんとかやってってるようだ。アイドルたちだけでなく事務所も相当な苦労をしているのだろう。涙がちょちょぎれる。そりゃあせめて全員チェキまわるよ。雀の涙だとしても、10人チェキ撮ってくれればまぁまぁまぁ、今日1日分としてはボチボチ、ぐらいの収入にはなるんだろう。たぶん。

今でこそSENKOU SOUNDの中では大きな存在であろう神激とて、初期メンは1年以内に4人辞めている。しかも最初の1人は契約違反でクビだ。何やったかは知らないが、いきなり瓦解といっても過言ではない。こんな感じなグループはゴロゴロいる。5人加わり1人辞め、2人加わり2人辞め。そして、残った6人で4年やってきた。ちょうどコロナのころだ。
そして、6人全員が脱退。見た感じ年齢も20代中盤から後半だと思われるメンバーたち。新たな道へ進むとなっても致し方ないタイミングであろう。

アマテラスの歌詞には、最後のポエトリー部分に、元メンバー7人の名前が出てくる。ここが非常にエモい部分に感じた。初期メンのいもこ・ことのにとって、どんな理由で脱退したのであれ、初期メンは苦楽をともにした大切な仲間なのだろう。それ以外の脱退メンバーもまた同様だろう。
サークルやモッシュやツーステするポイントが無いような曲をラストシングルとして持ってきた。その歌詞は、ファンに向けてというよりも、メンバーや元メンバーに向けての歌詞って感じがした。
ラストシングルにふさわしい詞・曲だと俺は思った。

松田聖子は今でもアイドル……とは言い難い。たいていのアイドルは20代で卒業していく。デビューして半年にも満たないアイドルたちとて、いつの日かいなくなる日が来るのだ。1人また1人と消えてゆくのか、みんなまとめて卒業するのか、新たな人が加わるのか、何も分からないし誰にも予想も想像もできない。そんな別れの日がいつか来るのかと想像しただけでちょっと悲しくなる。たぶんもうそのぐらいハマっている自分がいるわけだ。いつまでも終わってほしくない。しかし、形在る物いつか滅びる。アイドルとてそうなのだ。
最後の歌がこのアマテラスのように、ロックでありながら寂しくもあり、たくさんのメッセージが込められていると、複雑な思いがよぎる。そんな惜別の歌を聞くと、神激のこともデスデスのことも考えてしまう。すなわち、心揺らされた。震わされた。終わってほしくないが、いつか終わりが来る。後悔しないよう、できるだけ現場で、推していきたい。そう思わされる曲だった。

だから俺は、現場では腕を振る。目的のアイドルたちにだけでなく、他の、一生懸命やっているアイドルたちにも。少しでもアイドルたちが輝けますように。
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2023年10月25日

eスポーツがスポーツたり得るには

5年くらい前から思っていること。

eスポーツは流行らない。

今のままではね。


俺個人としては、流行らないであろう大きな理由が1つある。
それは「スポーツと称していながら、対戦相手への敬意が無い、マナーが悪い」こと。これに尽きる。

一般人が、該当ゲームのルールが分からないとか、そういうことはどうでもいい。なぜならばそれは、他のスポーツでも同様だから。ラグビーのルールだって難しいでしょう?
しかし、ラグビーは試合が終わることをノーサイドと呼ぶ。その意図は「試合が終了すれば、敵と味方、勝者と敗者の区別はなくなり、お互いの健闘を讃えよう」。
また、サッカーでは、互いの検討を称えユニフォームを交換することがある。
その他、多くのスポーツにおいて、敗者が勝者を称え、また勝者も敗者を気遣い、過度な喜びはあらわにはしない。

武道ではその傾向はより顕著であり、柔道、剣道、弓道、空手、相撲そのほか諸々において、喜びを露わにすると、よくて「あとで師匠にこっぴどく叱られる」、最悪「勝利取り消し」にさえなりうる。
ワールドワイドで見ても、テニスの審判が世界中の言葉の悪口に詳しい(そして暴言を吐いた選手にペナルティを科す)ことは有名な話。

いっぽうeスポーツはどうか。
そもそもゲームの歴史として、MMORPGにおけるPKや、カプコンのX-MENシリーズやvsシリーズにおけるKO後の死体蹴り、こういったものがルール制定側から許されてきていた。
近年のオンラインタクティカルシューターにおいても、死体蹴りやチャットによる暴言、回線切断、チートなどはまだ多く見られる。ルール制定側は、暴言や回線切断、チートへのペナルティを行っているものの、大きな抑止力になっているとは言い難い。
プロゲーマーチームのメンバーが、公式大会や野良大会やリアルタイム配信などにおいて、暴言を吐いて活動停止するケースがしばしば発生している。他のスポーツではそんなに無いと思うのだが、eスポーツは本当に多いと感じる。

プロゲーマーには、対戦相手への敬意を感じられない、見ていて不愉快になるようなケースが非常に多い。
プロゲーマー育成指導者(っていうのか?)が、そのようなマナー違反を行うメンバーに対して強く指導をしているかどうか、はなはだ疑問に感じている。
また、開発者として解説を行っていた人が暴言を吐いたという事象もあった。これはダメだろう。


さて、ここで大事になってくるのが、そのような「ゲームは強いけど感じ悪い人」に、スポンサーがつくか? という話だ。
プロゲーマーに支払われる報酬は大きく2つあって、1つは「大会の賞金」、もう1つは「スポンサー広告料」のはずだ。
前者はとにかく勝つしかないのだが、後者は「イメージ」というものがある。
大谷翔平や羽生結弦、八村塁、ラグビー日本代表に、なぜスポンサーがたくさんつくのか。それは「企業イメージを高めるから」「商品の宣伝になるから」だ。

「汚い言葉で相手を罵るプロゲーマー」に、どこの会社がスポンサーとなるだろうか。
「隙あらば死体蹴りをするプロゲーマー」に、どこの会社がスポンサーとなるだろうか。

いまは、とにかく裾野を広げたいせいか、とりあえず誰にでも門戸を開いているeスポーツ大会だが、死体蹴り、暴言、回線切断、チートなどを行う選手に対して厳しくペナルティを科して排除し、スポンサーに対しては「スポンサードしてくれれば企業イメージが高まりますよ」という方向に進めていかないと、スポンサー企業が集まらず、資金繰りで行き詰まってしまうのではないか。

奇しくも今年8月、全国高校eスポーツ選手権が発展的解消とのリリースがあった。
https://www.ajhs-esports.jp/news/2023/0808.html
たとえば高校生の大規模な大会といえば野球があるが、野球の子たちは、礼儀正しいという印象がある。
果たしてeスポーツをやる高校生に、そういう礼儀正しさはあったのだろうか。そういう指導者はいたのだろうか。

ゲーム業界人としては、eスポーツを応援する立場を取らざるを得ないが、jesuができて5年。まだ何も進んでいないように感じる。っていうか最初っからjesuは評判悪かったしね。
いずれにせよ、今のままではeスポーツの未来は暗い。よくて現状停滞。
jesuやNASEF JAPANが音頭を取って、もっと治安を良くなる方向に進んでくれればいいなと、切に願う次第だ。

https://jesu.or.jp/
https://nasef-nhec.jp/
ラベル:Eスポーツ
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TGS2023雑感

5年ぶりのTGS。

久々の小雨模様。帰りの荷物が心配だなぁ、と思いつつ、メッセへ向かう。
JR定期券の都合でかなり早く家を出るハメに。いつもビジネスデー初日に行っているけど、例年よりかなり早く着き、かなり前のほうに並んでしまった。

まずは定番、桃鉄ワールド。
試遊スペースはまるで飛行機に乗るかのようなアテンド。もう既に面白い。パニオンもスチュワーデスな衣装。6か月しかプレイできなかったが、ウンウンなるほどという感じ。桝田氏の苦労たるやいかほどばかりか。さすがはちゃんと面白い。イベント系を試せなかったのが悔やまれる。

イナイレ。
操作がチョイムズ。俺ら世代でいうとキャプつばの最新進化形なのは間違いないが、ほぼほぼ最終形態の前作に、さらに要素を追加してさらに複雑になった感。もうゲームシステムで楽しませることは難しそう。つまり、プランナーさん大変そう。お話も行くところいっちゃったし、この先どう展開していくのか気になる。で、1点、どうしても気になってしまって書いてしまうのだが、順番待ち中に流れていた日野氏が自らゲームシステムや操作方法を流す動画は、プロを使うか、話術のプロに習ったほうが良いと思う。抑揚もなく淡々とシステム名やらボタンやらしゃべられても、デキの悪いお経のようで、聞くに堪えない。

昼飯。
なんと今回のフードコートは屋外。幸いにも自分が食べるタイミングでは雨は降っていなかったが、いつ降ってもおかしくない風模様。屋内にしてほしかったなぁ。
ピンクブーブーのリブステーキ丼。旨かったが、猛烈にニンニク臭くなってしまった。汗臭い&ニンニク臭いで誠に申し訳ない気分。

ダウンタウン熱血物語。
これはひどい。この試遊台で何を見せたかったのか。
敵からのダメージは15とか食らうのに、こっちの与えるダメージは1とか。ほんで、1対2のおそらく負けイベントに続き、1対4のイベントで死亡。何か攻略法があるのか?少なくとも試遊台には書いてない。ダラダラ続くお話や、無意味な移動など、可能な限り飛ばしたが、バトル時間は2分くらい。そもそも試遊時間が5分で、真面目に話を読んでたら戦う前に終わりそう。久々のこれはひどい。

あー、雨振りだした、しかも強め。

セガブースのENOTRIA
試遊は15分。パッと見ソウルライクで、実際もそう。動作もモーションもモッサリ。どこ行けば先に進めるかわからないまま時間切れ。ソウルとの差別化がどこにあるのか見つけきれなかったゴメン。

コンパニオンは、clusterが優勝。後ろ姿を二度見してしまった。どういう衣装なんだ……。

何度も汗拭きシートで体の汗を拭いたはずだが、どうあがいても汗臭い。Tシャツの替えを忘れてしまった(家のイスの上だ)。知らん顔して帰りますか。

さて、他にも様々なゲームに触れたのだが、あーやっぱガラガラなのはそういうことだよなぁ、と思った。
というのは、後半になってくるとだいたい、混んでるところとガラガラのところとで別れてくる。ガラガラのところのゲームは、やっぱり短時間の試遊ではその魅力を出しきれてないように感じる。マイナー(だと思う)なゲームのネガキャンはしたくないので、ゲーム名を残すことは憚られる。お察しください。
そして、試遊ロムのアレさ加減を非難するのは、サラリーマン(自分は厳密には違うけど)エンジニアとしては痛し痒し。試遊用の準備にはやたらと工数がかかるが、そもそもその期間はプロジェクトには取られていないことがほとんど。また、試遊用にカスタムしたところで、その魅力を伝えきるのはとても難しい。そしてユーザーは、試遊の結果がどうあれ、買いたいものややりたいものは買うのだ。ガラガラなところは、短時間プレイの間に魅力とタイトルとを伝えられる試遊ロムを作らなければならない。そりゃあ苦労するだろう。妥協の結果のロムが、結局試遊してもらえないわ、ネガキャン喰らうわ。なんとかならんものか(※カネがあれば大抵解決する)


さて、持ち帰った大量のチラシをググりながら、ちょっと目を引いたゲームを並べていく。

■EVER DEEP AURORA
なんだか懐かしい雰囲気の2Dアクション。日本語訳されるのかな。こういう懐かしい雰囲気ゲーはすぐ気になってしまう。
https://www.everdeepaurora.com/

■Gift
見た目3D、中身2Dアクションかな。謎解きしながらステージを進んでいくみたい。
https://gift.bushiroadgames.com/

■プリンセスメーカー2 リジェネレーション
おお懐かしい。SS版持ってたし、攻略本も本棚にある。でもエンディング1つでギブアップだった。改めてやろうとは思わないが、HPにあるスクショは懐かしい記憶がよみがえる。
https://blissbrain.co.jp/pm2rg/

■ONEXPLAYER
おお。おおぅ。せやな。はい。Switchのような取り外し可能コントローラと、WiiUそっくりのコントローラ。大丈夫かコレ。大丈夫だから発売されてるんだろうけど、任天堂さん怒らせたらアカンよ。
https://www.games.one-netbook.jp/

■Astromeda
ギラギラ光るPCのBTO販売。Stormやドスパラのライバルとなるのかどうか。新興のようなので、覚えておこう。
https://shop.mining-base.co.jp/

■NASEF JAPAN 全日本高校eスポーツ選手権
新しい高校生eスポーツ選手権大会が開かれるのか。……と思ったら、前のやつ(全国高校eスポーツ選手権)のほうは消滅したのか。ふーん。採算取れなかったのかなぁ。これはまた別途書きたい。
https://nasef-nhec.jp/
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2023年02月27日

なぜ男はおばちゃんの店へ行くのか

某町駅で123年続いた駅蕎麦屋が3月末で閉店ってことで、寄り道して行ってきた。相変わらず元気なおばちゃんたちがセカセカ働いていた。提供するときにおばちゃんは「ありがとねー」と言って提供してくれる。

あぁ、この雰囲気が好きなんだよなぁ、と思った。

ジャイアント馬場のエピソードで好きなものが1つある。
全日本プロレスの創始者として知られるジャイアント馬場は、プロレスラーになる前はプロ野球選手だった。読売ジャイアンツの背番号59。晩年、読売ジャイアンツのOB会に参加した馬場のことを「お〜い、馬場ぁ」と呼ぶ声がする。振り向けばそこにいたのは親分肌の猛牛・千葉茂。馬場は嬉しそうにじゃれついたという。

同じようなエピソードには、羽生善治のものもある。
林葉直子に「羽生くん!」と呼ばれて、若いころを思い出した、というようなエピソード。

俺は男なので、女性がどうなのかは知らないが、男が社会に出ると親しげにタメ口で話しかけられることは凄く減る。取引先はもちろん、同僚でも相手が年上だろうが年下だろうが丁寧語で話すことが多くなるし、話しかけられるときも同様。まぁ、それが普通の社会人だ。

それゆえに、親しげにタメ口で話しかけられるとなんだか嬉しくなる。
おばちゃんのいる駅蕎麦や、おっちゃんおばちゃんでやってる町中華、あるいはスナックなんかにオッサンが吸い寄せられていくのは、そうやってタメ口きかれたいからなのかもしれない。

閉店が決まっても元気なおばちゃんの声を聞けて良かった。明日も頑張ろう。
ラベル:駅蕎麦 閉店
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2020年05月21日

第3回AbemaTVトーナメントの拘束時間長すぎじゃね?

毎週土曜日が楽しみでしょうがない、第3回AbemaTVトーナメント。いきなり竜王名人チームが大将決戦のすえに予選落ちしたり、三冠チームが予選落ちギリギリまで追い込まれたりと、胸熱が止まらない。
しかし、よくよく考えてみると、これ、非公式戦にしては過酷過ぎじゃない? と思えてきた。実際、どのくらい過酷なのか検証してみようと思う。
内情を知っている人は、「知ってた」と思ってもらえればそれでOKです。



持ち時間それぞれ5分、一手指すごとにプラス5秒。Abemaのページには対局日が載っていて、どうやら同じ日に全部撮っているようだ。とすると、1日最大28試合(プレーオフ含む)。3チーム総当たりなので、並列対局は不可能なはず。
28局を30分で指すと、拘束時間は14時間。……え? 14時間? そりゃ豊島もお疲れになるだろうし、三冠が投げやりに指す(大地のヘマに対してなど)のも分かる気がする。
高野のネタバレによると、豊島三浦プレーオフは深夜2時だったとか。昼12時収録開始で深夜2時まわるなら、そりゃお疲れにもなるだろう。

いちおう、真面目に検証してみる。

明日斗(10秒) 今泉(17秒) 138手 300+300+138*5-10-17=1263秒(21分3秒)
明日斗(32秒) 今泉(15秒) 150手 300+300+150*5-32-15=1303秒(21分43秒)
明日斗(13秒) 今泉(17秒) 94手 300+300+94*5-13-17=1040秒(17分20秒)
豊島(16秒) 久保(10秒) 168手 300+300+168*5-16-10=1414秒(23分34秒)
豊島(44秒) 久保(112秒) 92手 300+300+92*5-44-112=904秒(15分4秒)
豊島(6秒) 久保(81秒) 99手 300+300+99*5-6-81=1008秒(16分48秒)
勇気(14秒) 菅井(31秒) 147手 300+300+147*5-14-31=1290秒(21分30秒)
勇気(13秒) 菅井(11秒) 141手 300+300+141*5-13-11=1281秒(21分21秒)
勇気(4秒) 菅井(46秒) 129手 300+300+129*5-4-46=1195秒(19分55秒)

合計、10698秒。9局平均1188.6秒≒20分。
1局平均20分だ。かけることの28局で、560分≒9.3時間。

対局以外の時間(作戦タイム、移動、休憩、振り駒等々)が、一局ごとに10分だとすると、拘束14時間となる。

これはいくら何でもキツすぎやしないか。もっと何とかならなかったのだろうか。棋士の本音がアチコチ見え隠れするのは面白いが、体調とか起きてる時間とかの部分で、ベストパフォーマンスではないのかと分かってしまうと、不満を感じてしまう。うーん、運営さんもうちょっとなんとかならんかったかなー。
posted by 小川 at 01:09| Comment(0) | チラ裏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月12日

消防団批判の検索結果を見て思ったことなど

なんか Twitterで操法の記事をリツイートしたら、消防団を滅ぼしたい人たちが絡んできた。なので、絡んできた人たちがどうこうではなく、ググって思ったことを書いてみる。

1. 全国すべての消防団と消防団員が、余すところ無くすべてクソではないでしょう。というか、アナタが知っている消防団なんて、せいぜいその部か、分団がいいところでしょう。それにも関わらず「【ウチの地域】の消防団はクソ」ではなく「消防団はクソ」と主張する点に違和感を感じまくります。
2. 操法大会や、その他様々な活動をやりたくない団員は、確かにいるでしょう。いっぽうで、やりたいという団員もいます。いろいろググったものを読んでみた感じ「やりたくないのに強制されるのがイヤだ」と言いたいのだと思います。でも、なぜそれが「操法大会なんてなくせ」になるのかが不思議です。「やりたい人がやれて、やりたくない人はやらなくてよくなるようにしよう」だと思います。
3. 消防団に対する不満は、「辞めたいけど辞めさせてくれない」「やりたくないのやらされる」に尽きるでしょう。生活がーとか、仕事がーってのは結果だと思うんです。原因は「」の中のことに尽きるでしょう。
4. 結局、「消防団がクソ」なのではなく、「アイツがクソ」なのではないかと。地域によっては、それは「団長から副団長から分団長から部長以下全員クソ」なこともあるし、「直属のあの班長がクソ」なこともあるでしょう。
5. 「アイツがクソ」だということが分かれば、あとは簡単なことだと思います。ソイツとの接触を切る。それは、団を辞めるでもヨシ、ソイツと殴り合って向こうから関わらないように仕向けるもヨシ、より偉い人を味方に付けるもヨシ。あれ……何かに似てるな……。あ! 社会人の処世術と同じだ!


という感じで、「消防団はクソ」や「操法大会なんてなくせ」が、頓珍漢な暴論・極論であると、自分は思うのです。


脱線するけど、団員のなり手がいなくて困ってるのは、消防団に限らず、自治会ほかいろいろなところで起こっている。若者の人口が減っているのに、消防団の数や自治会の数が変わらないならば、そりゃそうでしょうよ。さらに、「最近の若いモンは」なんてセリフを高ーーーーいところから偉そうに言ってる連中に、「(彼らから見た)最近の若いモン」が着いていくわけがないでしょう。

全国的な若い人口の減少をいったん無視したうえで考えてみると、やはり、年齢を重ねるにしたがって、「新しいこと」を覚えることが億劫になります。「変化」を好まなくなります。「今までずっとこのやり方でやってきたんだ。それを変えることはまかりならん!」「若ぇのが汗をかいて俺らを支えろ!」とか言う先輩方がいるわけです。もちろん、変化を受け入れたり、汗をかいてくれる先輩方もいらっしゃいますが、重鎮とか長老とか呼ばれるような人は、おおむねそんな感じです。だから、若手と先輩との間での対立が起こり、「青年部」なんてのが立ち上がるわけです。
いや、青年部が立ち上がるならまだいいですが、「じゃあ抜けるわ」といっていなくなる若手も多数いるわけです。先輩がふんぞり返ってる組織に、誰が入りたいと思うかよ、っていう話なわけですよ。

若手を組織に入れたいと思うならば、先輩たちがすべきことは、若者が何を好み、どういう条件だったら入ってくれそうかを調べ、彼らのために汗をかくことが重要だと思うのです。もちろん「俺様のために先輩たちが土下座してくるんなら入ってやってもいいですけど、俺、なーーんもしませんよ」なんてヤツは要りません。
お互い、そこまで媚びへつらう必要はありません。先輩は後輩に教え、後輩は先輩に質問し、先輩も後輩のために汗をかき、後輩は先輩のために汗をかく。

消防団も自治会も御輿会も、基本的には仕事ではありません。ボランティア・手弁当なわけです。誰もが、誰かのために汗をかき、誰かを支える、それでいいと思うのです。自治会長さんは週1くらいで何かしらの自治会連合会から連絡があり、それを担当役員に連絡したり書類作ったりしてくれている。そういうのを担当してくれるんであれば、俺のような若造は車出したり肉体労働系を請け負ったりする。そういう、持ちつ持たれつの関係を自然と築き合っていけるよう、互いを尊重していければいいのになぁ……と思うのです。田舎だと、いろいろシガラミがあって、ものすごく負担になったり面倒になったりするんでしょうろうけど、だからといって、見ず知らずの人に対して、先輩方の振る舞いと同じように振る舞ってたら、行き着く先は彼らと同じ老害ですよ、と。


「プログラマは、会社を変えることも、会社を変えることもできる」という言葉があります(いま、ググったけど見あたらないので、まぁニュアンスだけ感じとって欲しい)。同じ事を2回書いてるけど、誤記ではありません。前者は「転職」、後者は「技術革新」を指します。自治会、消防団、御輿会も同じでしょう。前者は「引っ越す」、後者は「電話」だったのが、いまは「LINEグループ」みたいなこと。

で、「技術革新」のネタは、いろいろな人が持っていると思うのです。それを、先輩陣は、アタマっから否定するのではなく、「若手がそういうなら」ってことで受け入れる挑戦をしてほしいのです。先輩は若手のところに降りていって、話を聞き情報を仕入れ、彼らの挑戦を見守りつつ支える。若手は先輩の話に耳を傾け、自分のやりたい方針に手を貸してくれそうな人の力を存分に借りて、うまくやり遂げる。そういうことができる関係を築いていくのが、何かしらの組織としてのありかたなんじゃないのかなー、と、青く理想論を語るわけであります。

おしまい。
ラベル:消防団 自治会
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2019年11月17日

ディープストレンジジャーニー日記その90・3周目旧LAWルート

まだ地味にやってます。

LAWルートでは、
・セクターEでの LAW限定EXミッション(マザーハーロットを倒す)
・セクターHでの LAW限定EXミッション(マーラを倒す)
・ラスボスは若干違うのかな?
が異なるという程度。

また、セクターGにいる旧作最強ボスには、LAWパーティで挑んでみた。(前回はこちら
 邪神デミウルゴス
 大天使セラフ
 邪神セト
3人共通で、ラグナロク、ジオダイン、殺風激、追撃の心得
デミウルゴスは、これに加えて狂気の粉砕とジハード
セラフは、コンセントレイトとラスタキャンディ
セトは、コンセントレイトとメシアライザー
新月のときに挑み、通常→氷結→疾風→電撃→物理と変わったあたりで倒したので、8〜9ターンくらいか。
大きなピンチが起きることもなく倒した。

ラスボス2段階、その後の DEEP追加ボス(今回は3体)も苦労することなく倒した。

初めて LAWルートエンディングを見たときは、あまりに鬱過ぎてヘコみまくっていたが、今回はハイハイって感じ。これが大人になるということか(違います
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2019年05月11日

もつく/つくあそ謎の打撃フォーム

http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/gamespo/1551956998/50-57
で、なにやら新しい検証をやっているみたいだったので、昔作った何某のソースコードを発掘してみた。
switch( theReadData_1 )
{
case 0: fputs( "オーバー1," , outCsv ); break;
case 5: fputs( "つくあそ川口和久投げ," , outCsv ); break;
case 17: fputs( "オーバー3(アンゴルモア投げ)," , outCsv ); break;
case 32: fputs( "つくあそ加藤初投げ," , outCsv ); break;
case 34: fputs( "サイド," , outCsv ); break;
case 48: fputs( "つくあそ木田勇投げ," , outCsv ); break;
case 51: fputs( "スリークォーター," , outCsv ); break;
case 68: fputs( "アンダー," , outCsv ); break;
case 85: fputs( "特殊5(外国人投げ)," , outCsv ); break;
case 99: fputs( "オーバー2(二段モーション)," , outCsv ); break;
case 118: fputs( "特殊2(一人時間差)," , outCsv ); break;
case 135: fputs( "特殊1(山本昌投げ)," , outCsv ); break;
case 152: fputs( "特殊3(山内泰幸投げ)," , outCsv ); break;
case 169: fputs( "特殊6(手を大きく後ろへそらす),", outCsv ); break;
case 176: fputs( "トルネード," , outCsv ); break;
case 192: fputs( "特殊4(星飛雄馬投げ)," , outCsv ); break;
default:
fprintf( outCsv, "%d,", theReadData_1 );
break;
}

switch( theReadData_1 )
{
case 0: fputs( "和田豊打法," , outCsv ); break;
case 1: fputs( "基満男打法," , outCsv ); break;
case 2: fputs( "高木大成打法," , outCsv ); break;
case 3: fputs( "浅井樹打法," , outCsv ); break;
case 4: fputs( "井上純打法," , outCsv ); break;
case 6: fputs( "宮本慎也打法," , outCsv ); break;
case 7: fputs( "川口憲史打法," , outCsv ); break;
case 8: fputs( "鳥越裕介打法," , outCsv ); break;
case 10: fputs( "片岡篤史打法," , outCsv ); break;
case 11: fputs( "飯田哲也打法," , outCsv ); break;
case 14: fputs( "L.ゴメス打法," , outCsv ); break;
case 22: fputs( "F.ボーリック打法,", outCsv ); break;
case 24: fputs( "松元秀一郎打法," , outCsv ); break;
case 25: fputs( "稲葉篤紀打法," , outCsv ); break;
case 26: fputs( "種田仁打法," , outCsv ); break;
case 27: fputs( "松井稼頭央打法," , outCsv ); break;
case 28: fputs( "岩村明憲打法," , outCsv ); break;
case 29: fputs( "坪井智哉打法," , outCsv ); break;
case 30: fputs( "古田敦也打法," , outCsv ); break;
case 33: fputs( "中村紀洋打法," , outCsv ); break;
case 34: fputs( "緒方孝市打法," , outCsv ); break;
case 35: fputs( "吉岡雄二打法," , outCsv ); break;
case 38: fputs( "山内泰幸打法," , outCsv ); break;
case 42: fputs( "ギャラクシー打法,", outCsv ); break;
case 44: fputs( "大村巌打法," , outCsv ); break;
case 46: fputs( "すばる打法," , outCsv ); break;
case 48: fputs( "O.ティモンズ打法,", outCsv ); break;
case 59: fputs( "田中幸雄打法," , outCsv ); break;
case 60: fputs( "仁志敏久打法," , outCsv ); break;
case 61: fputs( "新庄剛志打法," , outCsv ); break;
case 62: fputs( "進藤達哉打法," , outCsv ); break;
case 63: fputs( "谷佳知打法," , outCsv ); break;
case 64: fputs( "秋山幸二打法," , outCsv ); break;
case 65: fputs( "イチロー打法," , outCsv ); break;
case 66: fputs( "前田智徳打法," , outCsv ); break;
case 70: fputs( "T.ローズ打法," , outCsv ); break;
case 72: fputs( "垣内哲也打法," , outCsv ); break;
case 73: fputs( "中村武志打法," , outCsv ); break;
case 74: fputs( "土橋勝征打法," , outCsv ); break;
case 76: fputs( "正田耕三打法," , outCsv ); break;
case 78: fputs( "駒田徳広打法," , outCsv ); break;
case 79: fputs( "掛布雅之打法," , outCsv ); break;
case 80: fputs( "豊田泰光打法," , outCsv ); break;
case 81: fputs( "山本昌打法," , outCsv ); break;
case 84: fputs( "和田一浩打法," , outCsv ); break;
case 86: fputs( "江藤智打法," , outCsv ); break;
case 88: fputs( "山崎裕之打法," , outCsv ); break;
case 90: fputs( "松井秀喜打法," , outCsv ); break;
case 91: fputs( "池山隆寛打法," , outCsv ); break;
case 92: fputs( "今岡誠打法," , outCsv ); break;
case 93: fputs( "清原和博打法," , outCsv ); break;
case 94: fputs( "鈴木健打法," , outCsv ); break;
case 97: fputs( "石井浩郎打法," , outCsv ); break;
case 98: fputs( "近藤和彦打法," , outCsv ); break;
case 102: fputs( "高橋由伸打法," , outCsv ); break;
case 103: fputs( "平塚克洋打法," , outCsv ); break;
case 104: fputs( "波留敏夫打法," , outCsv ); break;
case 106: fputs( "鈴木尚典打法," , outCsv ); break;
case 107: fputs( "小久保裕紀打法," , outCsv ); break;
default:
fprintf( outCsv, "%d,", theReadData_1 );
break;
}

数字の抜けてるところは、もつく/つくあそでは登場しないからカットしたんだったと思う。つーか、ヘンに誰々打法とかしないほうが良かったのかも。カットされてるものの中には、落合とか山倉とかのがあるのかもしれない。いまはオレ自身はもう解析を頑張る予定はないのだけど、ふと思い出したので調べて書いてみた。
posted by 小川 at 22:22| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月21日

ディープストレンジジャーニー日記その88・2周目セクターG

セクターHの大ボスを倒してしまったため、牢獄への道が塞がれてしまった。あ、そうなんだ。
というわけで、セクターGの、旧作最強ボスに挑む。
これは攻略サイトなしで攻略なんて絶対ムリだと思う。

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posted by 小川 at 00:21| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月18日

ディープストレンジジャーニー日記その87・2周目セクターH

たぶんアイツ来るよなぁ……と思いながら、念のため電撃パーティに変更していたら、案の定やってきた。

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posted by 小川 at 01:23| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月17日

2019年02月16日

2019年02月10日

ディープストレンジジャーニー日記その84・2周目セクターH

セクターH2体目のボス。エレベータ前での戦い。

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posted by 小川 at 22:33| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月09日

ディープストレンジジャーニー日記その83・2周目セクターB

最終ミッション関係セクターBのボス。NEUTRALのときとは違って、ザコがボス。

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posted by 小川 at 21:27| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月06日

ディープストレンジジャーニー日記その81・2周目J基地

すっかり忘れていたけど、CHAOSルートなので、J基地のボス戦があった。

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posted by 小川 at 22:10| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月29日

ディープストレンジジャーニー日記その79・2周目セクターG

2周目は、セクターFまでは特に違いがないので省略。
セクターGあたりから、スタンスの違いや、2周目限定要素が始まります。
2周目は、とりあえず旧CHAOSエンドに向けて進行中。

ということで、セクターGの2周目以降限定EXボス。

とりあえず何も考えず現状のスタメンで挑む。

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posted by 小川 at 00:31| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月07日

内海に続いて長野まで

もうプロテクトリストが見たくてしょうがない感じ。
ガチ主力をプロテクトして、ここ数年イマイチな彼らを外す判断は、断腸の思いだったであろう。むしろ、大竹や森福や山口俊を獲ってくれ、と願っていたに違いない、なんて邪推するww 小林あたりも地味に漏れてたんじゃないかな? なんて想像しちゃう。

内海や長野が、どんな活躍をするのか、今から期待が高まる。
posted by 小川 at 23:45| Comment(0) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする