2009年06月18日

知っておくべき野球のルール

ビール片手に野球をみながらクダを巻く、全国1億3000万人の野球ファンよ、知っておくべきだ。


平林氏のブログ移転前のブログを最初から順に読んでいる。審判の視点から見る野球というのは、本当に興味深い。

さて、野球の公式な『野球規則』というものがある。一般書店でも販売されている。審判は、これを厳格に適用している。しかしながら、ファン・選手・コーチ・監督・果ては解説者に至るまで、これを正しく知っている者は少ないのではないだろうか。もちろん、俺もその1人だ。

最低限、知っておくべき項目がある。下記に転載する。強調・色付けは小川がつけたもの。

九・〇二 審判員の裁定
(a) 打球がフェアかファウルか、投球がストライクかボールか、あるいは走者がセーフかアウトかという裁定に限らず、審判員の判断に基づく裁定は最終のものであるから、プレーヤー、監督、コーチ、または控えのプレーヤーが、その裁定に対して、異議を唱えることは許されない
【原注】 ボール、ストライクの判定について異議を唱えるためにプレーヤーが守備位置または塁を離れたり、監督またはコーチがベンチまたはコーチボックスを離れることは許されない。もし、宣告に異議を唱えるために本塁に向かってスタートすれば、警告が発せられる。警告にもかかわらず本塁に近づけば、試合から除かれる。

(b) 審判員の裁定が規則の適用を誤って下された疑いがあるときには、監督だけがその裁定を規則に基づく正しい裁定に訂正するように要請することができる。しかし、監督はこのような裁定を下した審判員に対してだけアピールする(規則適用の訂正を申し出る)ことが許される。
【注一】 イニングの表または裏が終わったときは、投手および内野手がフェア地域を去るまでにアピールしなければならない。
【注二】 審判員が、規則に反した裁定を下したにもかかわらず、アピールもなく、定められた期間が過ぎてしまったあとでは、たとえ審判員が、その誤りに気づいても、その裁定を訂正することはできない。

(c) 審判員が、その裁定に対してアピールを受けた場合は、最終の裁定を下すにあたって、他の審判員の意見を求めることはできる。裁定を下した審判員から相談を受けた場合を除いて、審判員は、他の審判員の裁定に対して、批評を加えたり、変更を求めたり、異議を唱えたりすることは許されない
【原注】 ハーフスイングの際、球審がストライクと宣告しなかったときだけ、監督または捕手は、振ったか否かについて、塁審のアドバイスを受けるよう球審に要請することができる。球審は、このような要請があれば、塁審にその裁定を一任しなければならない。
 塁審は、球審からの要請があれば、ただちに裁定を下す。このようにして下された塁審の裁定は最終のものである。
 ハーフスイングについて、監督または捕手が前記の要請を行なってもボールインプレイであり、塁審がストライクの裁定に変更する場合があるから、打者、走者、野手を問わず、状況の変化に対応できるよう常に注意していなければならない。
 監督が、ハーフスイングに異議を唱えるためにダッグアウトから出て一塁または三塁に向かってスタートすれば警告が発せられる。警告にもかかわらず一塁または三塁に近づけば試合から除かれる。監督はハーフスイングに関して異議を唱えるためにダッグアウトを離れたつもりでも、ボール、ストライクの宣告について異議を唱えるためにダッグアウトを離れたことになるからである。
九・〇四 球審および塁審の任務
(c) 一つのプレイに対して、二人以上の審判員が裁定を下し、しかもその裁定が食い違っていた場合には、球審は審判員を集めて協議し(監督、プレーヤーをまじえず、審判員だけで)、その結果、通常球審(または、このような場合には球審に代わって解決にあたるようにリーグ会長から選任された審判員)が、最適の位置から見たのはどの審判員であったか、またどの審判員の裁定が正しかったかなどを参酌して、どの裁定をとるかを決定する。
 このようにして決定された裁定は最終のものであり、初めから一つの裁定が下された場合と同様に、試合は続行されなければならない。

どうだろう。過去の数々の試合を思い返して欲しい。審判がこの規則を犯したことがどれほどあっただろうか。間違っているのは、すべて我々ファンや選手・コーチ・監督ではないか。

我々野球ファンおよび関係者は、今一度、野球規則を読み返すか、それが面倒ならばせめて上記内容ぐらい覚えておくべきだ。そして適切に運用している審判に、もっと敬意を払うべきだ。

誤審は確かに腹立たしい。審判には、もっと技術向上を望みたい。そう思うことは何度もあった。きっとこれからもあるだろう。しかし、野球規則も知らない俺らファンや選手・コーチ・監督・解説者などは、もっと恥ずかしいということを、強く頭に刻み込んでおかなければならない。それができないならば、野球を語る資格なんぞないと思う。
ラベル:野球規則
posted by 小川 at 20:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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