2012年04月12日

昔話

プログラマは良く、「IT土方」と蔑称される。
しかし、これは、土方の皆様に大変失礼な蔑称である。

実際の土方の皆様は、概ね、9時から17時まで、昼休み1時間、15時の休み15分が与えられており、週休は1日だと聞く。
これが俺の知っている土方の皆様の労働である。

IT土方は違う。
IT土方は、営業時間は9時から深夜3時程度まで、週休0日制、昼休みは15分程度である。

「IT土方」などとは、土方の皆様に大変失礼である。プログラマの作業環境は、末端へ行けば行くほど、もっともっと腐っている。

・・・というのは、まぁごく一部(のハズ)なんだけど。


【軍曹が】携帯電話開発の現状【語る】をAA化した
http://www.geocities.jp/project_the_tower2/gikomona/desuma.html
を読んでたら、昔を思い出した。


かくいう俺も、月間労働400時間越えとか、北海道軟禁とか京都軟禁とか、瞬間最大1人で4ライン同時メインプログラマ&1ラインはディレクション兼務とか、1日に1時間半の睡眠を2回とる生活を10日ぐらい続けたりとか、まぁあとは普通に吐いたり倒れたり痛めたり踊ったり叫んだりといった程度かな。入院はまだない。ドクターストップもない。ちなみに、とある同期(※組長)は、ドクターストップを振り切って1日に2回の定時で働いていた。10時〜18時と、22時〜6時。


すまない、死ぬかもしれない
http://pc.2ch.net/test/read.cgi/prog/1016458885/
http://viva2ch.net/prog/1016458885.html
のことも思い出した。監禁先の北海道、それと、解放された直後の「プログラマ1人でRPGを作る」という地獄プロジェクト真っ直中にリアルタイムで読んでいた。俺のレスもいくつかあるハズ。物凄く共感しながら読んでいた記憶がある。(地獄プロジェクトは、1ヶ月程で(別場所に行ってた)同期が帰ってきて事なきを得た)
http://ogawa.sankinkoutai.com/0707~09.htm#070910
いつ読んでも、こう思う。



風が吹けば飛びそうな零細会社での正社員は約8年で終え、今では気ままなフリーランス。
最初の1年こそ苦しかったが、今では、ちょくちょく声をかけてもらえることができ、老舗デベロッパで新ハード触らせて貰ったり、大手パブリッシャの花形部署でプログラムさせて貰ったりと、あの頃とは比べものにならない程、労働環境は良くなった。

時々、地獄の真っ直中であったからこそ成長できたことを思い出したりすることもある。今は外注ゆえ、コアな部分に触れることはなくなり、結果、コアな知識を得る機会を失っているのは事実。どちらが良いのかは分からないけど、とりあえず今は外注で良いと思ってる。


ただ1つ、これからゲーム業界へ行く人にアドバイスすることがあるとするならば、これを伝えておく。



逃げ出しても良い。生きろ。心も体も病んではならぬ。心身共に、生きろ。
ラベル:IT土方 2ch
posted by 小川 at 00:59| Comment(4) | TrackBack(0) | プログラム/マ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする